【イベントレポート】授業作り✖️生成AI活用公開勉強会ー横浜隼人中学・高等学校(2026/03/21)
2026年3月21日横浜隼人中学・高等学校で開催された「授業作り×生成AI活用」に特化したイベントのレポートです。生成AIを活用して、授業がどう変えていけるかお話しいただけました。
全体講演:生成AI時代の教育をデザインする〜先生のチャレンジが子供たちの未来を作る〜
広島城北中学・高等学校の黒瀬先生から,生成AIがこれからの学びをどのように変えていくのかについてお話しいただけました。
生成AIによる学びの変化
生成AIの登場によって、学校での学びの質に大きな変化が訪れることが示唆されました。
AIの発達とともに、思考の一部が代替されうるようになったこと、当初は児童生徒の活用を規制する方向性だったのが、児童生徒の活用を促す方向性へとシフトしていいたことが示唆されました。
教員に今求められる生成AIの活用と新たなチャレンジ
教育現場で先生方の間で生成AIの活用のスタンスや習熟度に大きな差が生まれていることに触れられ、イノベーターの先生方だけでなく、その周辺の先生方が楽しみながら、生成AIを学んでいく方法についてご提案いただけました。
一足飛びに使いこなすことを目指すのではなく、スモールステップで少しずつ様々な場面で生成AIを活用することや、気楽に周囲に実践をシェアするなど、明日からすぐにできるシェア方法についてお話しいただけました。
生成AIを授業で使う際のポイント
生成AIを授業で使う際のポイントについてもお話しいただけました。
生成AIを活用をするにはまずは授業デザインをしっかり行う必要があることや、生徒や保護者への理解を深める具体的な施策などについてお話しいただけました。
全国の認定ティーチャーの先生方による分科会
まずはここから。生成AI『で作る』板書に頼らない授業
登壇 鹿又先生(東京都市大学等々力中学校・高等学校)
生成AIを活用して、どのように授業を変えていくのか3ステップに分けてお話しいただけました。
まずは授業アイデアを生成AIに聞く、次に授業準備で生成AIを活用する、さらには生徒に生成AIを授業で活用させるというステップをお示しいただき、それぞれのステップでどのように実践しているのかお話しいただけました。
考えている途中を、授業へ。〜生徒のプロセスに目を向けて〜
登壇 細川先生(日本体育大学柏高等学校)
生成AIを活用して、生徒の授業内での思考プロセスを重視し、問題演習の際に、生徒のつまづきに応じてヒントを出す生成AIを生徒が活用することによって、自らの思考のプロセスを対話的に理解しながら、演習を進めていく実践などをご紹介いただけました。
また、先生方に実際に生成AIを体験していただける取り組みをご紹介いただけました。
生成AIで国語の教材作成はどう変わる!初心者のための『即戦力レシピ』と、受験対策『高度活用術』
登壇 黒瀬先生(広島城北中学・高等学校)
生成AIを活用して教材作成をしていく実践事例をご紹介いただけました。
Notebook LM、Anti GravityなどのAIを使った教材作成、生徒の提出物のフィードバック方法を具体的にご紹介いただけました。採点基準や参考資料も含めて事前に読み込ませておくことで、個別の生徒へのフィードバックの叩き台が即座に作成されるなど、生徒一人一人に寄り添った学びの実践をご紹介いただけました。
ロイロも生成AIも1年生〜初任教員の実践シェア〜
登壇 茂木先生(安田学園中学校・高等学校)
教員1年目であり、ロイロも生成AIもそれまで使っておられなかった先生が、1年間でロイロや生成AIを活用してどのような授業実践を行なったのかお話しいただけました。
ロイロで生徒にどんどんアイデアを書きこませてその内容を生成AIに反映させ、さらにそこからwebゲームを作成し、共有ノート上で共有するなど、生徒の主体的な学びをサポートした実践をご紹介いただけました。さらに実際に使ったプロンプトをご紹介いただけました。
公立でのAI×ロイロ活用術
登壇 青山先生(都立立川国際中等教育学校)
私立に比べて、様々な制約がある公立中学校の環境で、生成AIを使って活用されている事例についてご紹介いただけました。国語科の事例を中心に、実践をご紹介いただけるとともに、実際に参加された先生方にも体験していただけました。
生成AIを活用して生徒の学びの進捗や回答内容を確認し、学習の方向性を調整するとともに、家庭学習と授業をリンクさせ、学びを自走できる生徒を育成する取り組みについてご紹介いただけました。
Aiで『事業評価』〜主体性をつっつく形成的な対話と評価〜
登壇 水山先生(横浜市立希望が丘中学校)
授業における生成AIの活用事例をご紹介いただけました。AIを使って生徒が考えた事業について生徒が指摘を行う事例についてご紹介いただけました。生徒がコンセプトを決定し、事業計画を作成し、生成AIに事業評価を入れさせることで、フィードバックを受け、より良い事業計画を作成した実践をご紹介いただけました。
ご紹介だけでなく、実際に先生方に体験していただく時間も撮っていただけました。
英語スピーチ作成:AI×ロイロで授業デザイン
登壇 横尾先生(横浜隼人中学・高等学校)
生成AI・ロイロを組み合わせて主体的に英語のスピーキングに取り組んだ事例についてご紹介いただけました。
朗読劇のアイデアを生成AIと壁打ちをしながら生徒がアイデアを作成したり、作成した文章を生成AIで添削を行うなどしていって、生徒が主体的にスピーチ原稿を作成してきます。音声やスクリプトをまとめて提出できるロイロの提出箱の機能を使って回収し、教員は進捗を確認しながら生徒が主体的にスピーチの準備を進めていける活動についてご紹介いただけました。
NotebookLMは何ができる?
登壇 中村先生(安田学園中学校・高等学校)
Notebook LMについてご紹介いただけました。NotebookLMは指定した資料のみを情報源とするため、学校現場において安全かつ効果的に活用できる生成AIで、教育現場での活用に非常に適していることや、小テストの自動作成や振り返りの分析、Googleサイトへの埋め込みによる生徒への共有、歴史上の人物のなりきりチャットなど、多様な実践例をご紹介いただけました。
また、効果的な利用に欠かせないプロンプトの作成を補助するツールや、具体的な手順をまとめた特設サイトも提供していただけました。
生成AIでテストカードの問題自動作成&ロイロで協働的な学びの実現
登壇 鍵本先生(日本体育大学柏高等学校)
プロンプトの入力なしで生成AIを活用する方法についてご紹介いただけました。
生成AI利用の大きなハードルの1つであるプロンプトの入力を、ロイロのカードでプロンプトを作り、必要項目を入力するだけですぐに学級通信やテストカードなどが自動生成できる機能についてご紹介いただけました。作成は生徒別共有ノート上で行われ、先生方は相互参照・相互評価が手軽に行える生徒別共有ノートの機能も体験していただくことができていました。
ふりかえり
最後に登壇者、参加者が小グループを作ってふりかえりを実施しました。それぞれの先生方の学びが共有されることによってさらに学びを深めることができていました。
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