【イベントレポート】第1回ICT&ロイロノート勉強会in鳥栖
2025年4月29日(火)に、佐賀県で初のロイロノートイベントを開催いたしました。
佐賀県や福岡県、大分県の先生方にご参加いただき、ICTやロイロノートの活用法について学び合いました。
初めてロイロノートに触れる先生も多くいらっしゃいましたが、参加者同士でたくさん交流を行いながら、活用法を習得されていました。
アイスブレイク
接続詞をつないで即興で自己紹介を行うゲームを行いました。初対面の相手とも、楽しく会話ができました。
クラゲチャートを活用した他己紹介カードの作成に取り組みました。インタビューを行いながら、基本的な操作に慣れることができました。
実践紹介「協働的な学びにつなげるロイロノートの活用事例」
深川 尚紀 先生(鳥栖市立田代中学校)
ロイロノートを活用し始めて約1年の深川先生に、この1年の活用や子どもたちの様子の変化についてご紹介いただきました。
PDF取り込み→手書きでマスキング
まず使い始めとして、これまでの授業で使っていたプリントをデジタルに置き換えることから始められたとお話しいただきました。PDFをロイロノートに取り込むだけでなく、手書きで答えの一部を隠し、画面共有で答え合わせを行います。消しゴムで答えを表示するだけで、子どもたちの意欲も向上すると語られました。
共有ノートで理科の授業を!
実験の多い理科の授業では、共有ノートが大活躍するとご紹介いただきました。共有ノート上に実験手順を載せておくだけで、自分のタイミングでいつでも見返すことができます。また、実験結果の共有も簡単に行うことができます。
また、具体例として食物連鎖の単元で、共有ノートを活用して生態ピラミッドを作成していく活動を紹介されました。シンキングツール・共有ノートで共同作業を行うことで、自然と協働的な学びが生まれると語られました。
メイン講話「生徒と作る授業~ICT活用編~」
森田 亜紀 先生(福岡雙葉中学校・高等学校)
ロイロ認定ティーチャーの森田先生より、使い始めのポイントや子どもたちと共有したい心構えなど、実際の実践をもとにご紹介いただきました。
ICTで学ぶための土台を作る
子どもたちが大人になると、様々なツールを使うことになります。使い分けを意識して、様々なツールに触れる経験をすることが大切だと語られました。
また、生徒が気持ちよく使い始めることができるように、情報モラルやスキルの確認も丁寧に行っていると紹介されました。例えば、著作権の指導やロイロノートのノートの名前の付け方なども、機会を見極めながら適切に指導しているとお話しいただきました。
簡単ロイロノート
ロイロノートをこれから使い始めるという先生方向けに、まずは普段の授業や活動の中からデジタルに置き換えられそうなものを考え、互換するところから始めてみることの大切さについて語られました。
例として、古文単語フラッシュカードの実践についてご紹介いただきました。色を変えるだけで答え合わせができ、楽しみながら自分のペースで学習に取り組むことができるとお話しいただきました。
ロイロノートで思考!
「結果を学ぶと知識が増える、過程を学ぶと思考が増える」とお話しいただきました。ロイロノートを使うことで、学びの過程を可視化したり、説明したりする場面が自然と増えるため、思考が増えていくとご紹介いただきました。
国語科の授業においても、配布するデータで間違い探しを行ったり、生成AIを使ったりするなど、生徒の思考する場面が増えるような授業展開を意識しているとお話しいただきました。
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