【LEGイベントレポート】 ICTパーフェクトセミナー2024・Springーロイロ・Googleから「個別最適」までーLEG Niigata City

【LEGイベントレポート】 ICTパーフェクトセミナー2024・Springーロイロ・Googleから「個別最適」までーLEG Niigata City

2024年4月27日(土)新潟大学附属新潟小学校を会場に、新潟でロイロノートの対面イベントが初開催されました!
登壇者より、ロイロノートやGoogleの活用について、様々な教科・視点から実践をご紹介いただきました。
ICTの普段使い+αの活用を体験しながら、多くの先生方がメモを走らせていらっしゃいました。
全国の認定ティーチャーと参加された先生方との間で、熱い交流が行われたイベントの様子をお伝えします!

目次

ロイロ実践発表
社会で いLoiLo やってみた!〜簡単!やってみたい!活用術
梶山 雄太 先生(新潟市立上所小学校)
社会の授業の中では、問題意識がもてれば自然と協働学習が始っていくことを話されました。また、マスキングや比較など、問題意識を醸成する手法についても提示されました。
ICT・ロイロ×共有で個別最適な学びを!
南 暁太 先生(新潟市立大野小学校)
ロイロの共有ノートを活用し、どのように個別最適な授業を実現したか、実践をご紹介いただきました。アプリの選択も個別最適な学習を進める上で、重要な手立てであると述べられました。
ロイロ×〇〇で授業改善!
長谷川 拓海 先生(新潟市立白山小学校)
授業改善を進めるためには、主語を教師→子どもに変換することが大事だと語られました。ロイロで作成したものをGoogleスライドで外に発信することで、外部からフィードバックをもらえるなど、使い分けについても言及されました。
Google実践発表
デジタル教科書× Google機能〜〜数学的な見方・考え方をつないでつくる算数授業
稲葉 謙太郎 先生(新潟大学附属長岡小学校)
デジタル教科書と授業支援ソフトを組み合わせた実践をご紹介いただきました。組み合わせることで、子どもに考える視点をもたせることができると話されました。
すぐ使える!使う場面を見極める!ー国語科×Google5つの視点ー
長谷川 仁 先生(新潟大学附属長岡小学校)
Jamboardで初発の感想の共有やスライドでポスターづくりなど、国語科の様々なICTの実践を提示されました。可視化・試行錯誤が簡単・学びの蓄積といったICTのメリットを生かすことが大切だと述べられました。
学習ログで社会科の見方・考え方を働かせる!ーICTだからできることー
櫻井 諒 先生(長岡市立阪之上小学校)
スタディログを活用し、子どもたちが意見を共有・振り返る実践をご紹介いただきました。スタディログを活用することによって、既習を生かす姿や見方・考え方を働かせる姿が見られるようになったと話されました。

ワークショップ&トークセッション
国語科こそICTーロイロで出来ること、グーグルで出来ることー
野中 潤 先生(都留文科大学 教授)
問いの作成・協働編集・生成AIなど、国語科における様々なICTの活用について、ご紹介いただきました。
ワークショップでは、1つの俳句に対して問いを立てるという活動を紹介されました。同じ活動を、ロイロの共有ノートととGoogleのフォームの両方を使って体験することで、参加者も実感を伴いながらそれぞれの良さを理解されていました。
算数⇄総合〜ICTによる個別⇄協働の往還〜教科で培った資質・能力を社会に繋げる!
荒谷 舞 先生(横浜国立大学附属鎌倉小学校)
様々な社会データをもとに、日本の課題や子どもたちの置かれている状況と、教科の学びをいかに結びつけるのか、クラスの子どもたちの姿を交えてご紹介いただきました。
算数の見方・考え方を育成するには、他者に説明する活動が大事だと話されました。特に算数科においては、数式やグラフといった算数独自の言語を使って説明する姿を、教師が価値づけることが大事だと提案されました。
子ども追究型の社会科×ロイロで子どもの「したい!」を解き放つ!
椎井 慎太郎 先生(佐渡市立新穂小学校)
子どもが自ら追究したくなる授業づくりについて、社会科の実践をもとにご紹介いただきました。
追究型の授業をつくり出すためには、「学習問題づくりを工夫すること」「自己決定の場づくり」がポイントだと述べられました。また、追究型を行うことで、子どもの思いや興味関心に触れる機会が増えるため、子ども理解・児童観を把握する上でも有効だと語られました。
ロイロで広がる図工の世界!子ども×ロイロ×図工=♾️
上原 祥子 先生(琉球大学教育学部附属小学校)
子どもたちの思いを大切にする図工科の実践について、ご紹介いただきました。
ワークショップでは、ロイロとKeynoteを組み合わせて、誰でも簡単に作成できるアート作成に取り組みました。「自分はこれが好き!」「自分はこうやって表現したい!」という自己決定の場を積み重ねることで、自己肯定感も向上していくと話されました。
Google×体育授業〜〜ICTの活用が子どもの動きを高める!
込山 翼 先生(新潟大学附属長岡小学校)
体育の授業における効果的なICTの活用について、ご紹介いただきました。
ただお互いの動画を撮影し合うだけでなく、引き出したい動きに応じて使う場面を考えることが重要だと話されました。また、体育授業の中で思考・話し合うためには、具体的な数字を用いる・役割を明確にすることがポイントだと言及されました。
高校探求の導入実践!小中でも使える実践共有
熊井 允人 先生(日本体育大学柏高等学校)
自立の姿勢を育むための探究活動について、実践をご紹介ただきました。
探求活動を自分ごととして進めるためには、10年後の姿をイメージすることがポイントであり、導入で生徒自ら「将来のために自分にはどんな力が必要か?」を具体的に可視化しておくことが大切だと述べられました。

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