【LEGイベントレポート】LEG三重「授業UPDATEツアー in 三重〜 あなたはどんな授業をしたいですか?〜」ー2025年2月22日ー
2025年2月22日に開催されたLEG三重のイベントのレポートです。三重県内の若手の先生方向けのサークルによる事例の紹介と、ロイロ認定イノベーターの立石先生によるわくわくパフォーマンス課題の講座が実施されました。
参考リンクLEG三重
チェックイン「あなたはどんな授業をしたいですか?」
LEG三重の市野先生から、「自分はどんな授業をしたいのか」が問いかけられ、参加された先生方は現在の考えをまとめていきました。
提出箱で考えを提出するだけでなく、「なぜそう考えているのか」をグループでお話ししていただけました。
三重県内の若手の先生方向けのサークルによる事例紹介
三重県内で活動しておられる、若手の先生方による学びのサークルによる事例の紹介がおこなわれました。
「少しでもいい授業をしたい」という熱意に溢れる若手の先生方による意欲的な取り組みが発表されました。
法則化若勢-wakaze-
参考リンク 若勢インスタグラム
子どもが楽しむ国語の授業 (横井 直弥先生 桑名市立大和小学校)
子どもたちが夢中で楽しめる国語の授業実践についてお話しいただけました。「言葉と言葉のつながり」で多様な変化が生まれること、そしてそこから子供達が夢中になって行く取り組みをご紹介いただけました。
【模擬授業】二字熟語を考えよう (瀬田 京子先生津市立南立誠小学校)
二字熟語を考える模擬授業を実施していただき、子どもたちが夢中になって考える授業実践の体験をしていただきました。参加された方も巻き込んで子どもたちが夢中に学ぶ取り組みをご紹介いただけました。
Mie Du
参考リンク Mie Duインスタグラム
「理科のお悩み相談」から考える、こどもが夢中になる理科の授業作りとは?(前田 昌志先生 三重大学教育学部附属小学校)
「模範解答ではない答えを出した児童に対してどうやり取りをするのか」という先生からの「お悩み相談」を題材に、理科の授業の中で大切にしなければいけない資質能力は何かを協働的に考える取り組みが実施されました。
多様な子どもが協働的に学ぶ音楽授業(竹内 千晶先生 三重大学教育学部附属小学校)
「お祭りで使われている音楽を作ろう」をテーマに、参加された先生方に模擬授業を実施しました。リズムを組み合わせて音楽を作り、作った音楽を組み合わせてグループで1つの音楽を作り上げる体験を通じて、協働的に音楽を学ぶ楽しさを体験させていただけました。
LEG三重
参考リンク LEG三重インスタグラム
児童生徒が相互参照で学んでいく「ロイロギャラリー」(藤原 圭哉先生 伊勢市立御薗小学校)
手描きのイラストを、提出箱に提出して、相互参照する「ロイロギャラリー」の事例を例に、児童生徒が相互参照によってお互いで学びを深めていく取り組みについてお話しいただけました。児童生徒が相互で学べるだけでなく、お互いへの適切な声掛けややり取りなどの、公共性についても学べることをお話しいただけました。
わくわくパフォーマンス課題「童話裁判」(大鳥居悠貴先生 津市立朝陽中学校)
NHK for Schoolに公開されている「3匹のこぶた」の裁判を題材に生徒が夢中で学べる「わくわくパフォーマンス課題」を設定して、生徒が自分の考えを積極的にまとめて行く授業実践についてお話しいただけました。多様な意見を生徒が出しながらも、意見を収束させていく取り組みについてお話しいただけました。
わくわくパフォーマンス課題特別講座「超高速!わくパおかげ参り!」~ 2時間で どなたもわくパマイスター ~
ロイロ認定イノベーターの立石先生より、パフォーマンス課題で授業改善をおこなうワークショップを実践していただけました。
参考リンク
わくわくパフォーマンス課題とは?
現在の様々な学習のキーワードの中で、本日取り上げるわくわくパフォーマンス課題がどのような位置づけなのか、そして、わくわくパフォーマンス課題とは何かをお話しいただけました。
児童生徒が深く考える課題を設定するためのポイントをお話しいただけました。
わくわくパフォーマンス課題の作り方
わくわくパフォーマンス課題の軸となる、シナリオの作り方のポイントについてお話しいただきました。
単元選びのポイント、アウトプットに至るためのインプットのポイントなど、わくわくパフォーマンス課題の作り方のポイントをお話しいただけました。
わくわくパフォーマンス課題を作ろう
参加された先生方にわくわくパフォーマンス課題を作成していきました、
共通設定を考えよう!
教科や校種ごとにグループを作り、共通設定を考えます。
「単元」「主人公」「題材」などの共通項目を考えてそれをもとに課題作りをしていきます
パフォーマンス課題を作ろう
グループごとに共通の設定ができたら、そこからパフォーマンス課題を作成していきました。
子どもたちが夢中になれる課題作りを、まずは先生方が集中して作成していきました。
作成した課題を共有しよう
作成した課題は提出箱で全体に共有しました。また、共通の課題を設定しているグループ内で課題の共有を行いました。グループで共有することで先生方はお互いの課題から学び新たな気づきを得ることができていました。
振り返り
最後に先生方に、本日の取り組みがどのようなものであったか、ご自身の言葉で振り返っていただく時間をとりました。
出来上がった振り返りはさらにグループ内で共有することでより気づきを深めることができました。
まとめ:わくパがもたらすものは?
わくわくパフォーマンス課題で課題をストーリー仕立てにすることで、子どもたちにどのような変化が起きるのか、そしてそのために先生方にはどんな力が求められるのかお話しいただけました。
先生方に求められる課題設定能力だけでなく、ストーリー作成の理論についてもお話しいただけました。
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