【LEGイベントレポート】LEG大阪「たいち先生とクラス会議」ー2025年3月29日ー

【LEGイベントレポート】LEG大阪「たいち先生とクラス会議」ー2025年3月29日ー

2025年3月29日に開催されたLEG大阪のイベントのレポートです。


参考リンク LEG大阪

目次

たいち先生によるご講演
「自分をひらき、仲間とつながるクラスづくり」
講師 深見 太一 先生(愛知教育大学非常勤講師)
対話と共感でつくるクラスの土台
指示のあった簡単なイラストを描いて見せ合う導入活動をペアで行い、年度当初の関係づくりに効果的だと述べられました。「クラス会議」では、お悩み相談から共感・質問・ブレスト・自己決定までの流れを通じて、子どもたちが安心して自己開示できる関係性を育むことの重要性が語られました。また、日常の中で見逃しがちなポジティブな面にも意識を向け、見方を変えることで教室全体の雰囲気を豊かにできると教えていただきました。

自分を知り、他者とつながる実践
「ジョハリの窓」を使って、自分の知らない一面や他人の目に映る自分を探るワークを行いました。ペアでポジティブな特徴を伝え合い、否定せず受け入れることで、自己理解と自己肯定感を高めることができるとを教えていただきました。さらに、自分の苦手なことを開示することで、「未知の窓」が開かれ、他者とのつながりがより深まることが実感できる時間となりました。

「心をととのえ、つながりを深める教室づくり」
呼吸に意識を向ける瞑想やマインドフルネスの実践を紹介し、リラックスした雰囲気や心の安定に繋がると述べられました。プロのアスリートたちも実践している通り、言葉やイメージの力は非常に大きく、心を整えることで日々の学びや人との関わりもより良いものになることが強調されました。


「クラス会議」で悩みを解決!
「クラス会議で広がるしあわせの輪」
クラス会議で悩みを力に変える
「こうあるべき」という思い込みを崩し、多様な価値観を受け入れるきっかけとして、クラス会議が効果的であるとご紹介いただきました。グループでの実践では、1人の悩みに対して他のメンバーが助言を行い、ポジティブな視点からの気づきが生まれました。中には「悩みと感じていなかったことが、実は自分にも当てはまる」と気づいたという声もあり、共感とつながりを実感する時間となりました。

教室でも広がるWin-Winの関係
このようなポジティブな共有を、帰りの会などで取り入れることで、教室の雰囲気をより前向きにすることができるとご紹介いただきました。お互いの良いところや感謝の気持ちを伝え合うことで、子どもたち一人ひとりが「誰かのために何かできた」と実感できる、Win-Winの関係が生まれるとお話しいただきました。

共有ノートで広がる対話の輪
ロイロノートの共有ノートを使って、自分の悩みを書き出し、それに対して仲間から質問やアドバイスをもらう活動を行いました。デジタル上でも温かい対話が生まれ、思わぬ視点や励ましの言葉に気づきが広がる時間となりました。言葉を交わすことの大切さと、つながりがもたらす安心感を実感できる場となりました。


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