中3 特別活動 「未来をはじめる」プロジェクト  ロイロノートでつながりをキープ。ホームルームと学年特別活動【実践事例】 (桐朋中学校)

中3 特別活動 「未来をはじめる」プロジェクト  ロイロノートでつながりをキープ。ホームルームと学年特別活動【実践事例】 (桐朋中学校)


基本情報
授業担当者田中敦英ほか
ICT環境1人1台タブレット(休校期間中のオンライン・ホームルームとして、自宅にて)
学年 / 教科中学3年/特別活動
単元学年の特別活動・「未来をはじめる」プロジェクト
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〈実践の概要〉
COVID-19による休校期間中、ZOOMとロイロノートを組み合わせたオンライン授業を実施しました。その中で、中学3年生の生徒たちに、コロナ状況下だからこそ自分自身の未来を創る歩みを始めてほしいと思い、毎日のホームルームに加え、週に1時間「学年の特別活動の時間」を設けました。広く卒業生に声をかけて寄せてもらった中学生へのメッセージ動画を、ZOOMにて学年全員で視聴しました。その際、動画への感想をロイロノートで集め、その後共有することで、同級生がどう感じているかを互いに知れるようにしました。登校できない状況でも将来について考える刺激を生み出す、貴重な授業となりました。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
休校中の状況でも、資料配信とフィードバックが可能な基本機能が充実していることにより、教科授業のみならず特別活動についても学びを継続することができる。
写真・動画・リンクなど様々なメディアを共有でき、特別活動に必要な資料を自由に送信できる。
「テキストカード」と「手書きを写真に撮ったもの」どちらも提出可能なので、課題へ取り組むハードルが下がり、多くの生徒が取り組むことができる。
提出箱の「共有」機能によって、生徒たちが互いの考えを知り、自分の考えを深めることができる。

〈実践の目標〉
卒業生からのメッセージを視聴し、自らの考えをアウトプットすることで、将来について考え始める第一歩にする。
スクールカウンセラーの話や自由研究ガイダンスなど、幅広い特別活動をオンラインでも経験し、登校再開後の学校生活に備える。

〈授業写真〉

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〈場面1〉副教材とロイロノート登録情報の発送
オンラインによる授業の開始前に、学校で配布できなかった副教材を生徒の自宅に郵送しました。その際、送付した教材をロイロノート上のカードで写真つきで確認してもらえるようにしました。なお、ロイロノートの登録情報自体もこの副教材に同梱し、オンライン授業の準備を行いました。

〈場面2〉動画リンクから視聴する、オンライン特別活動
オンライン授業期間中、毎週金曜日のお昼前の時間に学年の特別活動の時間を設定しました。様々な卒業生から動画メッセージをもらいましたが、その中には歌謡グループで活躍するプロの歌手も。ロイロノートのURLカードや画像(QRコード)貼り付け機能を活用して、リンクを共有しました。

〈場面3〉感想や思考をカードで提出・共有
生徒たちは、卒業生からのメッセージ動画を視聴した後、それをもとに考えたことや感想をカードで提出します。提出されたカードは、共有機能で互いに見合ったり、後日学年通信の形で読み合ったりして、互いの考えを知ることができるようにしました。

〈場面4〉教科の授業の見逃し配信もロイロノートで連絡
5月から始まったZOOMによる教科学習のオンライン授業は、1週間の期間、後追いで視聴することができるようになっていました。その視聴のためのリンク情報もロイロノートで共有し、接続の問題等で当日受講できなかった場合にもフォローできるようにしました。資料箱の機能が活躍しました。

〈場面5〉復習の仕上げに、例文の音読
毎年の夏の課題である自由研究の準備でも、ロイロノートが活躍しました。前年度の金賞受賞者の声をまとめたスライドを動画化し、カードにして資料箱で共有することで、休校中でも自由研究の構想を練ることができるようにしました。

〈授業写真〉
(授業写真は各場面の説明の位置に貼り付けてあります)
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