児童が主体的に学ぶーノートルダム学院小学校 梅下先生授業見学

児童が主体的に学ぶーノートルダム学院小学校 梅下先生授業見学

2023年5月25日のノートルダム学院小学校での授業見学記録です。ノートルダム学院小学校では、伝統的な校風を大切にしながら、ICTを活用した児童が主体的に学ぶ学び作りを実践しています。同校の認定ティーチャーである梅下先生の授業を見学させていただきました


小学校6年生理科 理科 「ヒトと動物の体」 梅下先生授業見学
ヒトと動物の体をテーマに、実際に実験を行いながら、人体模型などを使いながら観察を行う授業でした。
1時間目:血液の流れを感じよう
目標と課題の設定
「体をめぐる血液」をテーマに、本日の授業での課題と目的を児童自ら考えます
この時間に達成する「自分目標」「自分課題」を児童自ら設定します
設定した課題と目標は提出箱で共有します
実験:血液の流れを感じよう
指で計測する
iPadのタイマーや聴診器を使って、平常時と運動場の血液の流れや脈の違いを計測する実験を行いました。
まずは、自分の指で、首や腕やこめかみの脈を確認しました。
次に、時間を決めて各自で平静時の脈拍を計測し、カードに結果を記入しました
最後に簡単な運動を行い、その後の脈拍を計測し、カードに結果を記入しました
聴診器で計測する
次に聴診器を使って脈の計測を行いました
まずは聴診器の使い方や、聴診器を使うとどのように脈拍が聞こえるか確認します。
使い方を理解した後、聴診器を使って平静時の脈拍を計測し、カードに結果を記入しました
次の簡単な運動を行い、運動時の脈拍を計測し、カードに結果を記入しました

まとめ・考察
活動を通して気づいたことをまとめ、クラス全員の回答を提出箱に集めました
それぞれの意見を確認しながら、「平静時と運動時での脈拍の変化」がなぜ起こったのかを考察していきました
教科書に書かれた内容やインターネットも参照しながら子供たちは考察を深めていきました
ここまでの活動のまとめとして「脈拍」と「拍動」の違いを自らの言葉でまとめる活動を行いました。
教科書やこれまでのノートも活用して、自分の考えをまとめていきました
2時間目「血液の流れと働き」
フィッシュボーン図に調べてまとめる
「血液の流れと働き」についてどのようにまとめていくかフィッシュボーン図を使ってまとめていきました
まとめる視点は教員から提示するものの、調べたり、まとめたりする活動は児童が主体的に行います
教科書やwebカードで共有されたNHK for Schoolの番組の内容も取り込みながら児童自ら血液の流れと働きについてまとめていきます
回答共有とリフレクション
各自がまとめた内容を提出箱で共有し、クラス全体で振り返り・リフレクションを行います。
他の児童の回答をることで、自分が調べた内容だけでなく、他の児童がまとめた内容からも学ぶことができていました。
さらに、先生が用意したまとめのカードを後から送ることによって知識のまとめの補助も行いました。

テストカード(ゲームモード)を使って知識の確認
テストカード(ゲームモード)を使って早押しクイズの形式で知識の確認を行いました
児童は夢中にクイズに答えながらクラス全体で今日の振り返りをすることができていました

2時間の授業を振り返って
2時間の授業の最後に、2時間の取り組みを振り返るリフレクションを各自まとめました
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