小1 算数 ひき算(2)【実践事例】(賢明学院小学校)

小1 算数 ひき算(2)【実践事例】(賢明学院小学校)

賢明学院小学校
北川 裕子教諭
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「13-4=?」について考えよう

より効率的な計算法について意見を出し合い、共有することで、理解度が向上します。

「13-4」の答えを、「は・か・せ」(早い・簡単・正確)の考え方であるサクランボ式を使って考えをノートに書きます。
ロイロノートで自分の考えを書いたノートを撮影し、教師に送信します。
児童が送ってきたノート画像を一覧表示して、「は・か・せ」のサクランボ式はどれかを問い、理由を説明させます。
減加法・減々法のサクランボ式の内、どちらがより「は・か・せ」か意見を出し合います。
減々法が便利だと学んだ上で、繰り下がりのある引き算を、減々法で解く練習をして学習を定着させます。


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ロイロノート導入のメリット

板書だけで授業した場合、手を挙げて指名された児童だけの活躍になりますが、(今回はペアでのタブレット端末利用であったため、半数の参加でしたが)機器の充実とともに全員参加の授業が実現可能だと思います。

必ず自分の意見を発表することがあらかじめわかっているので、ノートも丁寧に工夫して書くことにつながります。

児童の状況に応じた適応問題を、その場ですぐ作成し、提供できるようになりました。それによって、適応問題への柔軟性が身につくようになります。


実践の目標

「13-4=?」の自分なりの考え(減加法・減々法)を持ち、ブロック・絵・図・言葉・サクランボ式などに表現することができる。

より能率的(早い・簡単・正確)な表現方法を選び、その理由を説明することができる。


実践の場面

1. 本時の目当てをつかむ
ノートに「13-4」の問題文を写し、立式をする。
サクランボ式とは、図のように計算を視覚的にとらえさせる方法である。





2. ノートに考えを書く
前時に出た、「は・か・せ」(早い・簡単・正確)の考え方であるサクランボ式(見通し)を使って考えをノートに書く。また、なぜそのサクランボ式を書いたのか理由の説明を書く。



3. ロイロノートで考えを教師に送る
あらかじめログインしておいたロイロノートを使って、自分の考えを書いたノートを写真に撮影し、教師に各自で送信する。



4. 考えを伝え合い、確かめる
児童が送ってきたノート画像を一覧表示して、「は・か・せ」のサクランボ式はどれかを問う。
また、なぜそう思うのか、理由を説明させる。



5.「ひくたす法」と「ひくひく法」のどちらが「は・か・せ」なのか問う
減加法・減々法の両方のサクランボ式が出てくるので、どちらがより「は・か・せ」か意見を出し合う。減々法つまり、「ひくひく法」の便利さに気付く。



6. 適応題を解く
繰り下がりのある引き算を、減々法で解く練習をする。


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