小1 生活 たのしさいっぱい、あきいっぱい【実践事例】(栃木市立栃木第四小学校)

小1 生活 たのしさいっぱい、あきいっぱい【実践事例】(栃木市立栃木第四小学校)

栃木市立栃木第四小学校
横塚 直美教諭
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見つけた秋を、ロイロノートと自然のものを使うことで、自由な発想を育みます。

自分の見つけた秋を紹介するため、児童は誰にどのような方法で紹介するのか確認します。
活動の見通しを持つため、数名が発表し、共有します。
そして、自分なりに見つけた秋を紹介する方法を考え、作品にします。その作品を、自由に友達と紹介し合います。
授業の最後に、次の授業でひとりひとり発表することを予告します。


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ロイロノート導入のメリット

児童ができるだけ多くの秋と出会えるよう、手軽に記録できるロイロノートを活用することで、活動時間を確保し、活動内容を豊かにすることが可能になりました。

夏との違いについて、1学期に児童が残した記録と今回の記録とを比較することで、記憶に頼った発言ではなく、確かな記録を証拠とした発言で話合いができました。

この単元だけでなく年間をとおして、季節ごとにタブレットに画像記録やメモを残し、整理していきました。手軽に記録が残せて、手軽に確認ができることから、多くの発見が生まれたり、自信をもって自分の思いや考えを伝えることが可能となりました。

他のグループとのやりとりも簡単にできるので、自分たちと比べたり、友達の発見したものに興味関心を持ったりすることにも繋がりました。

表現活動においては、児童の技能の違いに対応する一手段としてロイロノートを活用したり、実物だけでは対応できない部分(動き・音・時間の経過で変化するものなど)をロイロノートで簡単に表現することができたりするなど、楽しく多様な表現方法に広がりが持てました。ロイロノートを活用することで、自分の思いを自分らしく伝えられるようにできました。


実践の目標

見つけた秋の季節の変化や、秋の自然を利用して遊ぶおもしろさについて気付き、それらを分かりやすく伝えるために、自分なりに工夫して表現することができる。

秋の校庭や公園で、秋の草花や樹木、虫などの自然を利用して、工夫して楽しく遊ぶおもしろさや、自然の不思議に気付く。

安全に気を付けて、みんなで遊びを楽しんだり、自分たちの生活を楽しくしたりすることができる。


実践の場面

1. 学習課題を提示する
教師が「じぶんのみつけたあきをしょうかいするじゅんびをしよう」という学習課題を提示する。
児童は、誰にどのように紹介するのかを確認する。



2. 活動の見通しをする
各自が前時に計画して書いた紹介メモで、何をどのような方法で紹介するかをそれぞれ確認し、本時の活動の見通しをもつ。そのために、何人かに発表してもらう。



3. 自分なりの方法で表したいことを表す①
自分なりに見つけた秋を表す方法を考える。
例えば、絵で表して本を作りたいという児童は、夏に撮った写真と、秋に撮った写真を比べながら絵を描いていた。



4. 自分なりの方法で表したいことを表す②
他の児童の中には、秋の自然物で遊んでいる、動画と静止画をつないだ作品を作って、秋を表した児童もいた。
落ち葉を踏むとパリパリする音や、落ち葉がたくさんあって落ち葉のシャワーができることなどが、動きや音とともに表現できていた。



5. 友達と紹介し合う
自分が表現した作品(絵、本、タブレットで撮影した画像、実物、クイズなど)を自由に友達と紹介し合う。



6. 次時の予告をする
児童が今日できたことに対して教師は賞賛し、次時は作品を完成させ、一人ひとり発表することを予告する。



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