小2 算数 長方形と正方形【実践事例】(朝日町立さみさと小学校)

小2 算数 長方形と正方形【実践事例】(朝日町立さみさと小学校)

朝日町立さみさと小学校
鍋嶋 祥平教諭
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身の回りにある「直角」を探して発表する活動を通して、思考を可視化・共有し、多様なものの見方や考えを認め合い、学びを深めます。

本時では、グループで身の回りから直角を探して発表し、直角に関するクイズで学びを実感させて理解を深めていきます。
まず、身の回りの物の中から直角だと思うものを予想してノートに書きます。そして、3人1組のグループを作り活動に入ります。予想をもとに身の回りの物の中から直角を見つけて、タブレットで写真を撮影しました。撮影する時は、直角であることを証明するために三角定規を当てました。
撮影した写真から発表に使うものを選び、直角の場所が分かるように手描きツールで印をつけたり、説明を書き込んだりして発表の準備をしました。そして、各グループが見つけた直角の写真を発表しました。児童たちに、身の回りにはたくさんの直角があると理解させた後に、教師が撮影した写真を提示して直角か直角でないか答えるクイズを5問出題しました。最初は明らかに直角だと分かるものを出題し、児童に学習の学びを実感させ、直角かどうか迷うような問題を出して、直角についての理解を深めました。
最後に本時のポイントとして出てきた言葉を使い、ノートにまとめを書いて振り返りを行いました。

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ロイロノート導入のメリット

身の回りの具体物から直角を見つけて撮影し、その画像をもとに直角の概念について学級全体で話し合うことで、お互いの考えを理解することが容易になった。

3人1組のグループで撮影した写真を選択して、カードを作成し、繋げて発表をするという一連の活動の流れが協働的な活動を生み、児童は学び合う楽しさを知ることができた。

児童一人ひとりの画像を記録に残すことができ、評価がしやすくなった。


実践の目標

直角を見つける活動を通して、図形についての興味関心が高まる。

他の児童の発表を聞いて、直角についての概念を広げ、確実に理解することができる。

互いの考え方や見方を認めあい、学び合うよさを実感する。


実践の場面

1. 身の回りにある物の中から、直角がある物を予想する
身の回りの物の中から、直角だと思う物を予想してノートに書く。



2. グループで直角を探して写真を撮る
3人1組のグループを作り、活動する。
ノートに書いた予想をもとに、身の回りの物の中から直角を見つけて、タブレットで写真を撮影する。撮影する時は、直角だと分かるように三角定規を当てる。



3. 写真を選択し、考えをまとめて発表の準備を行う
撮影した写真から、発表に使うものを1人1つずつ選択する。
写真には直角の場所が分かるように手描きツールで印を付けたり、直角を説明する言葉を書き込み、発表の準備をする。



4. グループで見つけた直角を発表する
グループで見つけた直角の写真を発表する。図形形概念を可視化・共有することで、より理解させることができた。



5. 直角か直角でないかを答えるクイズを出題する
あらかじめ教師が撮影しておいた写真を提示して、直角か直角でないか答えるクイズを5問出題した。最初は、明らかに直角だと分かるものを出題することで、児童にこの学習の学びを実感させた。段々と直角かどうか迷うような問題を出して、直角について理解を深めた。



6. 本時の振り返りをする
本時のポイントとして出てきた言葉を使って、ノートにまとめを書く。



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