小3 学活 学級活動(2)【実践事例】(横浜市立西富岡小学校)

小3 学活 学級活動(2)【実践事例】(横浜市立西富岡小学校)

横浜市立西富岡小学校
藤原 直樹教諭
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学級カレンダー「かがやきの足あと」でクラスを高めていこう

分かり易く伝えるために大切なことを考え、場に応じた言葉づかいができる基本的な生活習慣を身に付けます。

学級カレンダー「かがやきの足あと」へ記載するメッセージについて、自分が発信したメッセージが正しく相手に伝わるには、どんな言葉づかいがよいのかを考えていきます。
そのために、まず、教師が用意した例文を配信し、タブレット上で正しく分かり易く伝える言葉に換えます。修正した文章・言葉を、教師用タブレットに送信し、一覧表示でクラス全体で共有します。


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ロイロノート導入のメリット

日々の自分たちのふり返りをロイロノートに記録・保存し、いつでもその情報をロイロノートから取り出すことができることで、自分たちの成長の変容に目を向けることができました。

ロイロノート上で編集や共有が速く、書いたものを基に学級全体でのコミュニケーションができました。

学習課題がロイロノートの配信機能で、一人ひとりに配信されることで、児童たちは自分の課題として捉え、課題に意欲的に取り組むことができました。

ロイロノートによって、児童たちへの課題の配信と教師ヘの集約と情報の共有素早くできるので、授業展開がスムースに進められました。

児童たちは、自分が「発信」した言葉が学級内で「共有」されたり、ロイロノートや学級カレンダーに「保存」されることを通して、ひとつの「情報」になるという認識がもてるようになりました。このことは、自分が「発信」した「情報」の適切な扱いへの気づきになりました。

ロイロノートで児童から収集した情報を一覧表示したり、個別の児童の情報を掲示したりするには、提示する情報の切替が容易である大型テレビと、無線型画面転送機と、ロイロノートの組み合わせが効果的でした。

一方、学習の中で情報を残しておきたいものについては、黒板を使用する必要があります。情報に応じた、大型テレビと黒板の使い分けが効果的に行えました。


実践の目標

学級カレンダー「かがやきの足あと」へ記載するメッセージについて、例文を改善する活動を通して、メッセージが正しく相手に伝わるには、どんな言葉の選び方がよいのかを友達と一緒に考え、基本的な生活習慣(場に応じた言葉づかい)を身に付けることができる。


実践の場面

1. 本時の学習課題を確認する
学習課題「メッセージを正しく相手に伝えるには、どんな言葉のえらび方がよいのかな」を提示する。
毎日行っている学級の素敵な姿や成長をふり返り、メッセージの文章の書き方について考える学習であることを理解する。


2. メッセージの例文を共有する (1)
教師が用意したメッセージの例文を読み、正しく分かりやすく伝える言葉に換える。
教師が用意した例文をテレビ画面に映し、児童全員で共有する。

3. メッセージの例文を共有する (2)
教師用タブレットから、児童一人ひとりのタブレットへ例文を配信する。

4. メッセージの例文を書き換える
配信された例文を読み、タブレット上で正しく分かりやすく伝えるための文章・言葉に書き換える。

5. 書き換えたメッセージを送信する
一人ひとりがタブレット上で修正した文章・言葉を、教師用タブレットに送信する。
修正した文章・言葉を共有する。

6. 学習課題を解決する
修正した文を全体で共有し、分かりやすく伝えるために大切なことを考える。


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