小4 算数 小数×小数 小数÷整数 ロイロノートで計算の仕方を表示し、友だちの考えのよさを知ったり、自分の考えを深化させたりする授業を展開します【実践事例】(坂出市立瀬居小学校)

小4 算数 小数×小数 小数÷整数 ロイロノートで計算の仕方を表示し、友だちの考えのよさを知ったり、自分の考えを深化させたりする授業を展開します【実践事例】(坂出市立瀬居小学校)


基本情報
授業担当者薄井志保
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科小学校4年 /算数
単元小数×小数、小数÷整数
hr
〈実践の概要〉
本単元は既習事項の復習、小数のかけ算、小数のわり算、学習のたしかめという指導の流れで、全17時間の授業でした。
子どもたちは、ロイロノートで提示された問題について立式をし、計算の仕方を考えるという学習に取り組みました。そして、大型テレビに投影された画面を比べてみることで、お互いの考えの根拠を交流しました。そしてその考えが正しいかどうかを、紙テープなどを使って確かめ、ロイロノートに修正・加筆していきました。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
自分の考えを見ながら説明できるので、お互いの考えを交流しやすくなりました。
一人ひとりが操作できるため、自分の考えを修正・深化させる時間を学習時間内に保障することができました。

〈実践の目標〉
(小数)÷(整数)で、商を一の位まで求めて、あまりがある場合の計算を考えることができる。
友だちの考えを聞いて、自分の考えと比較したり、それを参考に自分の考えを深めたりすることができる。


hr
〈場面1〉ロイロノートで問題を確認し立式をする
総合的な学習の時間などにおいても、何をこの時間に調べたり、考えたりしようとしているかを、声に出して表現することで意識付けを図ろうとしている。本時は、ロイロノートに表示されたあまりのある「13.6÷3」の問題文を声に出して読む。
既習事項である、割り切れる(小数)÷(整数)の学習を元に立式をする。そして、自分で筆算の仕方を考える。

〈場面2〉考えた計算の仕方を交流する
子どもたちが考えた計算の仕方を、大型テレビ画面に提示する。お互いの計算の仕方を聞き合い比較することで、その根拠を聞いたり、質問したりする。また、前時までの学習内容をノートから振り返り、商やあまりの表し方を自分なりに考える。

〈場面3〉紙テープを使って操作し、計算の仕方を修正する
ロイロノートで考えた計算の仕方では、あまりが1.6、16、4の3通り出たので、実際に13.6cmの紙テープを使い、3つに切ってみることにした。すると1.6cmあまることから、既習事項の「たしかめ算」を用いて確認した。

〈場面4〉まとめをし、練習問題に取り組む
題意から「商が小数ではなく整数になること」「あまりはわる数より小さい数になること」などを本時分かったこととして、自分のことばでまとめる。その後、ロイロノートに提示された練習問題に取り組む。その際には、あまりの小数点の位置に気を付けて筆算し、答えを求めることができた。

授業写真
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