小4 算数 自ら進んで学ぶ児童の育成に向けたロイロノートの活用【実践事例】(廿日市市立宮園小学校)

小4 算数 自ら進んで学ぶ児童の育成に向けたロイロノートの活用【実践事例】(廿日市市立宮園小学校)


基本情報
授業担当者亀井 麻里子
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科小学校4年 / 算数科
単元がい数とその計算
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〈実践の概要〉
本校では「自立した学び手」を育てることを目標に日々の教育活動に取り組んでいる。自ら学習方法を選択し,分からないところを「分からない」と伝え,援助希求ができるような学びの進め方の研究を進めている。算数科では,自分のペースで単元の学習を進める単元内自由進度の学習形態に取り組んでいる。進度がそろっていないため,紙媒体だけで全員の進度や理解度を把握することは難しいが,ロイロノートを使い,効率よく個に合った最適な学習支援ができるように取り組んでいる。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
ノートを写真に撮り,提出箱に提出させることで,ノートの回収,返却の時間が省略される。
学級全体だけでなく個別で課題等のやりとりが瞬時にできるため,学習支援が行いやすい。
学習に関する資料や動画等を資料箱に入れておくと,児童が課題でつまずいた際に,自分に合った資料を選び,学びを進めることができる。

〈実践の目標〉
身の回りの数量の表し方について,目的に応じて概数で表されることがあることを理解する。
概数の表し方を考えたり,概数で計算する仕方を説明したりすることを通して,概数の意味やよさに気づく。
分からない問題は自ら解決方法を考え,行動する。また,自分の解答と真剣に向き合いながら,学びを進める。

〈授業写真〉
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〈場面1〉提出箱にノートを提出し,個人の考えを全体に共有する
毎時間の授業後に提出するノートを確認し,全体で共有したい考え方があった場合,個人のノートを取り上げて全体に表示できる。発表モードを使うことで,発表者が書き込みながら説明している画面を自分のタブレットをモニター代わりに見ることができる。また,全体共有モードにすると,提出箱に提出された全員のノートを全員が自由に見ることができる。

〈場面2〉学習の理解度を把握するために,チェックテストを行う
単元内自由進度の場合,個々の進度がそろっていないため,個別の理解度を把握するのに時間がかかってしまう。そのため,テキスト機能を使い,チェックテストを作成する。単元の中でいくつかチェックテストの時間を設け,終了後提出箱に提出させる。提出した児童が瞬時に分かり,画面上ですぐに添削し返却ができるため,支援が必要であればその場で支援ができる。

〈場面3〉友達と一緒に課題解決を図る
自ら教科書を読んで学習を進めていくので,当然つまずきはある。ロイロノートのテキストに書き込みしながら友達と四捨五入の仕方を考えたり,チェックテストの誤答でどこが違うのか画面を見せながら説明を聞いたりする姿が見られた。ノートに書き込むのとは違い,色が使え,すぐに書いたり消したりできることで,視覚的に説明しやすいようだった。

〈場面4〉資料箱から必要な資料を取り出し,活用する
児童の学習のペースは様々である。単元の始めに3コースから最適なコースを選択し,学習を進めていく。コースの大きな違いは問題数や発展問題の有無である。友達や先生に質問をして解決したい児童もいれば,自分で調べて解決したい児童もいる。また,もっと問題を解きたい児童もいる。学びの選択ができるように,資料箱にヒントカードやチャレンジ問題などを入れておくようにしている。

〈場面5〉自分の解答と向き合い,なぜ間違えたのかを考える
資料箱には,教科書の問題の解答を入れている。自分で学習を進めていく上で大切なことは正しく丸つけをし,自分の解答と本気で向き合うことである。間違えたところはなぜ間違えたのか赤で記入したり,分かるまで質問をしたりするように指導をしている。まだまだ十分に定着は図れていないが,単に正誤判定するだけではないと意識している児童が増えている。

〈場面6〉自分の状況を説明せずに知らせる
単元テストの前に,プレテストを行っている。日ごろの授業は,友達に質問するために話しかけたり,黒板の前に来て少人数で説明を聞いたりしているが,このプレテストは実力試しのため,話しかけられないように,集中して行ってほしい。そのため,画面上に「最終チェックテストをしています。話しかけないでください」と示し,机上に置いておくようにした。

〈授業写真〉
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