小6 国語 町の未来をえがこう【実践事例】(坂出市立府中小学校)

小6 国語 町の未来をえがこう【実践事例】(坂出市立府中小学校)


基本情報
授業担当者岡野彩香
ICT環境4人以上で1台
学年 / 教科小学校6年 / 国語
単元町の未来をえがこう
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〈実践の概要〉
自分たちが住んでいる町の課題と解決策を考え、プレゼンテーションをする学習をロイロノート・スクールを使って実践しました。グループで町の課題と解決策を考えた後、分担して他の地域の町作りについてインターネットで調べたり、現状の問題点についてアンケートを取ったりして、カードにまとめていきました。アンケートを取る時には、提出箱の機能を使って回答を集約しました。また、プレゼンテーションの構成は、グループで話し合いながらカードをつなぎかえて、効果的な発表の順番を考えました。発表する時には、ロイロノート・スクールで作成した資料を大型テレビに投影し、タブレットを操作しながら説明しました。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
資料を見せながらプレゼンテーションをするという目標に向けて、進んで自分たちの発表に必要な情報を集めたり、考えを整理したりすることができました。
プレゼンテーションの構成を考える時には、カードの矢印を付けかえるだけでよく、容易に資料の順番を変えることができました。
タブレットを操作しながらプレゼンテーションの構成について話し合うことで、対話の活性化を図ることができました。

〈実践の目標〉
目的に応じて、本や資料などから複数の情報を集め、関係付けて活用している。
調べて分かったことや考えたことを関連付け、発表の内容や必要な資料を考えている。
聞き手に意図が伝わるように、話の構成や資料の見せ方を工夫して話したり、話し手の意図をとらえて自分の意見と比べながら発表を聞いたりしている。

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〈場面1〉自分の住んでいる町についてプレゼンテーションを行うという見通しをもつ
教材文「町の幸福論-コミュニティデザインを考える」の内容を想像し、学習の流れを確かめて、単元全体とプレゼンテーションを行うという見通しをもつ。

〈場面2〉「町の幸福論」を読み、本文の内容を読み取る
プレゼンテーションを行うという学習課題を踏まえ、筆者の主張や書かれている内容だけでなく、どのような情報や資料を用いて説明しているのかについて意識しながら教材文を読み取る。読み取る時には、文章構成図を手がかりに、序論・本論・結論の構成を確かめながら行う。

〈場面3〉町の未来についてプレゼンテーションを行う準備をする
教材文を読むことと並行して本やインターネット、アンケートなどから情報を集める。話し合いながら収集した情報を整理して、発表内容とプレゼンテーションに必要な資料を考える。カードを操作しながら、プレゼンテーションの構成を考え、必要な資料を作成して発表の練習を行う。

〈場面4〉グループでプレゼンテーションの練習をする
練習時間を分けて、それぞれのグループが大型テレビに資料を投影しながら発表する練習を行う。グループ内で発表の仕方を見合い、発表内容の確認やタブレット操作などの役割分担を話し合う。

〈場面5〉プレゼンテーションによる発表を行い、意見の交流を行う
グループごとに作成した資料を大型テレビに投影し、タブレットを操作しながらプレゼンテーションを行う。ほかのグループの発表を聞き、提案の内容や発表の構成、分かりやすさなどについて感想を述べ合ったり、助言し合ったりする。

〈場面6〉学習の振り返りをする
さまざまな情報を活用して発表内容を考え、聞き手を意識して効果的なプレゼンテーションを行うことができたかを振り返る。

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