小6 総合 校外学習 「狭山池の水鳥観察」【実践事例】(学校法人大阪初芝学園 はつしば学園小学校)

小6 総合 校外学習 「狭山池の水鳥観察」【実践事例】(学校法人大阪初芝学園 はつしば学園小学校)

学校法人大阪初芝学園 はつしば学園小学校
岡田 直也教諭
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ロイロノート・スクールを活用して、時間や場所に制限されない学習ができる授業スタイルが実現します。

「いつでも、どこでも、だれでも」学習ができる環境を検証することを念頭に、狭山池の水鳥を観察する校外学習を行いました。
まず、事前学習でインターネットなどで調べた事項をロイロノートにまとめておき、狭山池でそれを再確認しながら水鳥を観察しました。そして、児童同士で相談しながら水鳥の写真や動画を撮影し、観察結果として記録に残します。観察した内容、感想、気づきなどをその場で、ロイロノートのカードに書き込みます。その後、学校へ戻り、観察した内容、感想、気づきなどを個人のプリントへ書き込みました。観察に行った際は、写真の撮り方を気にしていませんでしたが、鳥の習性を考慮して撮影した結果、良い写真が撮れて良かったなど、感想や気づきの振り返りをしました。それぞれが記入したプリントをタブレットで写真に撮ってロイロノートに取り込み、撮影した写真や動画など観察してきた記録をデジタルデータ化しました。
最後に、観察した結果を「写真」、「動画」、「地図」などを駆使して、資料をまとめました。

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ロイロノート導入のメリット

タブレットは持ち運びが容易であるため、観察したい場所に持っていくことができ、その場に応じて動画や静止画の記録ができました。

それぞれが記入したプリントをロイロノートに取り込んだり、観察時に記録した写真や動画と合わせてデジタルデータとして整理でき、児童の表現の仕方に幅を持たせることができるようになりました。


実践の目標

ネット環境に左右されないセルラー回線およびクラウド環境の組み合わせで「いつでも、どこでも、だれでも」学習ができるスタイルを実現すること。

オンプレミス版のロイロノートを利用していたが、クラウド版を利用することで、1人1台のタブレット活用を促進の可能性を本実践で見出したい。


実践の場面

1. 事前に調べたことを確認しながら観察する (校外学習時の観察1)
事前学習として、インターネットなどで調べた事項をロイロノートにまとめておく。狭山池で事前に調べたことを確認しながら水鳥を観察する。クラウドに保存したデータを現地で確認でき、観察をスムーズに行うことができた。

2. 観察した対象物を記録に残す(校外学習時の観察2)
児童同士で相談しながら、水鳥の写真や動画を撮影し、観察結果として記録に残す。観察している対象物や風景そのものの瞬間をとらえることができ、後の振り返り学習で役に立った。

3. 観察した内容などを書き留める(校外学習時の観察3)
観察した内容、感想、気づきなどを、その場でロイロノートのカードに書き込み、それを記録として保存した。
リアルタイムに書き込めることにより、記憶が鮮明なうちに形にできた。

4. 観察した内容をプリントへ書き込む(事後学習1)
観察した内容、感想、気づきなどを個人のプリントへ書き込む。
観察に行った際は、写真の撮り方を気にしていなかったが、鳥の習性を考慮して撮影した結果、良い写真が撮れて良かったなど、感想や気づきの振り返りをした。

5. 観察内容や感想などをデジタルデータにまとめる (事後学習2)
それぞれが記入したプリントをタブレットで写真に撮り、ロイロノートに取り込む。そして、校外学習の際に撮影した写真や動画を整理して、観察してきた記録をデジタルデータとしてまとめた。

6. 観察結果のまとめをする(事後学習3)
観察した結果を「写真」、「動画」、「地図」などを駆使し、文字の色を工夫することで、資料の表現の仕方に幅を持たせることができた。ロイロノートでは、このような表現を一元的にでき非常に利用しやすかった。

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