生徒が語る!iPad&ロイロのノートテイキング術

生徒が語る!iPad&ロイロのノートテイキング術


2024年12月18日(水)に行われたオンラインイベント「生徒が語るiPad&ロイロのノートテイキング術」の紹介ページです。

先生方のまわりに、このような児童生徒さんはいませんか?
・はじめてロイロノートを使う際、ノートをどのように整理したら良いか戸惑っている
・カードが銀河のようにあちこちに散らばり、「あの時のプリントデータどこに置いたっけ...」と困っている

今回は、2014年からiPad・ロイロノートを導入され、活用が進んでいる立命館守山中学校・高等学校の先生・生徒に、手描き機能の活用やノート整理の方法について、実践をご紹介いただきました。

▼【ロイロ認定校】立命館守山中学校・高等学校の紹介ページ


立命館守山中学校・高等学校の取り組み
立命館守山中学校・高等学校の村田千弥先生より、ノート整理術に興味をもったきっかけやロイロノート委員会について、ご紹介いただきました。

ノートの整理術に興味をもったきっかけ
ノートの管理がうまくいかずカードがどんどん増えて小さくなってしまい、煩雑になってしまったことはどなたでも経験があるかと思います。村田先生の授業でも、新年度が始まり、先生も生徒もカードが多くなり、見たい資料・必要な資料がどこにあるか分からない状態に直面したそうです。困っている生徒にどのようにアプローチをすれば良いのか、一緒に考え始めたのがきっかけだったとのことです。
効果的な整理術の3つの実践例
ノート内のごちゃごちゃを解消する例として、「日付で区切る」「仕切りで区切る」「よく使うカードを大きく配置する」という3つの実践例をご紹介いただきました。

ロイロノート委員会とは
ロイロノート委員会とは、上記のようなノート整理術などを考える校内の有志のグループです。定期的にミーティングを行い、ノートの整理術を考えたり、弊社社長と意見交換を行ったりと生徒が主体となり活動されています。


生徒が実践!手書き機能 活用術
ロイロノート委員会の生徒さんに、手書き機能やタッチペンをどのように活用しているのかをご紹介いただきました。

定規機能の活用術
手描き機能 メニュー内の定規ツールを使うと、簡単に直線を描くことができます。定規を使ってアンダーラインを引くことで、授業のポイントを分かりやすくまとめられるそうです。

範囲選択機能の活用術
手書きの範囲選択機能を使うと、書いたもののコピーや回転、色の変更などができます。直線を描く際に表示される角度や範囲選択機能を組み合わせることによって、特に数学の授業の作図が簡単に作成・修正ができるそうです。


生徒によるノート整理術の紹介
シートやカレンダーを活用する
授業ではたくさんの資料や演習問題が配布されるため、1年が経つころには膨大な量となります。単元ごとに1枚のシートの中にまとめたり、カレンダーを置いてその上で課題を管理したりすることで、課題や作業の進捗を確認しやすくしているとのことでした。

手書きもタイピングも組み合わせる
手書きの文字も入力した文字も、範囲選択をすることで後から色を変えることができます。先生の話や板書を一旦メモして、後から大事な言葉だけ色を変えることで振り返りやすいノートを作ることができると話されました。

振り返りのためのノートの区切り方
日付ごとにノートを作成すると、どこにどの資料があるのか分からなくなり、学習の振り返りが行いにくくなります。定期テストの範囲ごとにノートを分けたり、単元ごとにノートを分けたりすることで、学習の振り返りが行いやすいと語られました。

ラベリングによるノート整理
資料の場所をわかりやすくするための、カードを用いたラベリング術が紹介されました。ラベリングが資料の住所のような役割を果たし、資料を探すタイムロス・スムーズな学習につながると述べられました。

突発的に課題や配布物が届くなど、授業ではイレギュラーなこともしばしば起こります。授業の内容を自分の学びとするためにどうすれば良いのか、試行錯誤しながら「自分のマイルール」を見つけていくことが最も大切だと話されました。


今後の計画
自分たちと同じような悩みに直面するであろう新入生のために、ロイロノートの指南書を作成するという今後の計画を紹介いただきました。完成が楽しみですね!

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