生徒別共有ノートの活用法
インデックス
解説動画
生徒別共有ノートの概要や利用事例について動画にまとめました
生徒別共有ノートとは?
生徒別共有ノートでは生徒ごとに独立したノートが自動的に作成され、先生は画面上で全員分のノートを一覧で見渡すことができます。
また、児童生徒は先生が許可を出すことで他の児童生徒の作業中のノートを閲覧/編集できるようになるため、児童生徒同士の相互評価/相互参照を簡単に実現することができます。
生徒別共有ノートでの児童生徒の共有範囲について
※教員はどの設定でも児童生徒のノート画面を閲覧・編集できます
共有しない:他の児童生徒のノートを参照/編集ができません。
閲覧のみ:他の児童生徒のノートを参照できますが、カード追加などの編集はできません。
書き込み:他の児童生徒のノートを参照/編集できます。
生徒別共有ノートのはじめ方
生徒別共有ノートは先生アカウントでのみ作成出来ます。作成方法については以下のページをご参照ください。
参考リンク 共有ノートを生徒ごとに作成して一覧で見る方法
生徒別共有ノートの使用事例
事前準備なしで簡単グループワーク
協働的な学びの重要性が増している教育現場において、以前に比べてグループでの活動を行う場面が増えたのではないでしょうか。
生徒別共有ノートでは、事前準備なしで簡単にグループワークをおこなえます。
生徒別共有ノートを使ったグループワークの手順
生徒全員が「書き込み」で生徒別共有ノートを作成します。
児童生徒をグループ分けします。そしてグループの中の誰か一人のノートに入るように指示します。
教員からグループワークで使うカードを送り、グループワークの開始を指示します。
グループワークの例:早取り合戦
先生からお題カードをおくります。児童生徒はカードの中の自分の陣地をきめます。
先生がお題を読み上げ、児童生徒はそれぞれの陣地にお題にみあったカードを移動させます。たくさんのカードを移動できた生徒の勝ちです。
ポイント
早取りさせるカードの内容を「歴史上の人物」「英単語」「九九」「元素記号」など、さまざまなものにすることによって多様な教科で活用することができます。
リアルタイムでグループ活動を把握
実験や探究活動のように、グループごとに進度が異なる授業でも、生徒別共有ノートをつかうことで、先生はすべての班の画面を一覧で確認できます。
グループワークと同様に、生徒全員が「書き込み」できる形で生徒別共有ノートを作成し、各グループが1人のノートに参加することで簡単にグループ活動を開始でき、先生はいつでも各グループの活動を把握できます。
児童生徒どうしで相互参照・相互評価
生徒別共有ノートを活用することで児童生徒同士が相互参照・相互評価を行うこともできます。
生徒別共有ノートを児童生徒同士で相互参照・相互評価を行う授業を開始する手順
生徒全員が「閲覧のみ」で生徒別共有ノートを作成します。
児童生徒は生徒別共有ノート上で意見や作品を作成していきます。
アンケートカードをつかってお互いの意見や作品に対してコメントを残すことができます。
ポイント
「閲覧のみ」の状態でも児童生徒はテストカードやアンケートカードに回答することができます。
他の児童生徒の意見や作品を崩さずに、コメントだけをおこなうことができます。
個別のノートの共有設定変更で特定の児童生徒のノートだけ閲覧・編集できるようにする
生徒別共有ノートでは、全体の共有設定の変更のほか、特定の児童生徒の共有設定のみを個別に変更することができます。
この機能をつかうことで、生徒に、自分のノートと特定の児童生徒のノートのみを閲覧/書き込みさせることができます。
生徒別共有ノートで特定の児童生徒のノートのみを共有する手順
全体の共有設定を「共有しない」に設定します。
共有したい児童生徒のノートの名前の横の「…」を選択し、共有設定ウィンドウを立ち上げます。
ウインドウが立ち上がったら生徒のノートの共有設定を「閲覧のみ/書き込み」などに変更します。
生徒別共有ノート・共有ノート・提出箱の使い分け
生徒別共有ノートと通常の共有ノート、提出箱のそれぞれの特徴と使い分けについてまとめました。
それぞれのツールの特性をいかすことでより効果的に授業で活用していくことができます。
研修について
生徒別共有ノートをつかった研修をいつでも実施させていただきます。費用も無償となっております。
ご希望の方は以下のお問い合わせ窓口よりご連絡ください。