高1 コミュニケーション英語Ⅰ Lesson 10 Playing the Enemy (ELEMENT English Communication Ⅰ) 班で話し合い、パートごとに要約文を作ろう【実践事例】 (石川県立金沢錦丘高等学校)

高1 コミュニケーション英語Ⅰ Lesson 10 Playing the Enemy (ELEMENT English Communication Ⅰ) 班で話し合い、パートごとに要約文を作ろう【実践事例】 (石川県立金沢錦丘高等学校)


基本情報
授業担当者鈴木 武秀
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科高校1年 / コミュニケーション英語Ⅰ
単元Lesson 10 Playing the Enemy (ELEMENT English Communication Ⅰ)
hr
〈実践の概要〉
4人グループで単元のそれぞれのパートを分担し、要約文を作成する。要約文を作る過程で、生徒たちは他グループの進捗状況や必要な情報を参照したくなる。その際に、ロイロノートスクールで共有されている他グループの要約文を参考にする。また、要約文の発表後には、自分たちが作成した要約文と他グループのものを比較し、検討する。その結果をスライド化し、更に提出する。全体で検討内容を共有し、理解を深める。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
資料の配布、生徒作品の回収を瞬時に行うことができ、生み出された時間を話し合いなどの活動自体に充てることができる。
生徒作品の共有が容易で、活動最中に他グループの作品を参照させ、更に深い思考を促す支援につなげることができる。
グループ間、あるいはモデルとの比較が容易である上に、視覚的にフィードバックを行えるため、学習内容の更なる定着を促すことができる。

〈実践の目標〉
他グループの成果物を参考にしながら日本語で段落ごとの要約文の完成を目指す。
要約文の比較検討をし、内容理解を深める。
自分の班の班員や他の班のメンバーとコミュニケーションを図り、成果物の完成を目指す。

〈授業写真〉

hr
〈場面1〉班ごとに要約文を完成させよう
要約文を作成するヒントは、予め検討済み。本文とモデル要約文を比較検討することで、生徒たちは自分たちの作業の骨子を把握している状態で本時を迎えた。この際も、ロイロノートスクールで「資料」として配布したモデル要約文と教科書本文を比較し、班ごとにスライドを作成して共有し、確認し合った。

〈場面2〉要約文を再検討しよう
教員用アカウントで作成した「提出箱」に各班が要約文を提出する。一部の班であっても、途中経過であっても提出させ、結合して「資料箱」に再投入した。各班でそれを拾い上げ、参考にしながら自分たちの要約文を修正する。「うまいね、この班!」などの感想が自然と沸き起こった。

〈場面3〉スライドを作成し、共有しよう
発表用スライドの作成には時間をかけさせない。あくまでも、班内外でコミュニケーションを図り、内容理解を深めることが目的である。終末では、教員がスクリーンに投影して全体共有し、まとめを行った。最後に全体の日本語訳例を配布し、解釈のずれを修正させた。生徒感想から、習熟度の差はあるが、ほとんど解釈のずれはなかったようだ。
Powered by Helpfeel