高1 数学 条件付き確率とPCR検査【実践事例】(弘前学院聖愛高等学校)

高1 数学 条件付き確率とPCR検査【実践事例】(弘前学院聖愛高等学校)


基本情報
授業担当者長内 風太
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科高校1年 / 数学
単元数学A 場合の数と確率 条件付き確率
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〈実践の概要〉
ある感染症を検出するための検査を10万人に行った場合と、体調が悪い1,000人に限定して行った場合の条件付き確率を比較し、効率のよい検査方法について考える。加えて、最近メディアで報道されているニュースの見出しのメタメッセージについて考えたり、PCR検査について学んだりすることで、感染症予防に努めることの重要さに気づかせたい。
普段の授業では、事前に作成したプリントを画面で見せながら生徒と一緒に記入したり、授業のアンケートを提出してもらったりするのにロイロノートを活用している。本実践においては、生徒への課題の提示や提出、意見交換などを行うためのツールとしてロイロノートを活用する。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
課題の提出や添削・返却などを直感的に、容易に行うことができる。
アンケート機能を活用することで、授業の評価や集約などを、その場ですぐに行う事ができる。
授業中に、生徒の学習状況をリアルタイムで把握できる。

〈実践の目標〉
授業で学んだことと実社会とのつながりを知ることで、授業内容についての関心を深めることができる。
授業で学んだ内容を活用して、実社会で起きている問題について数学的に考察し、自分なりの意見をもつことができる。
条件付き確率の定義を理解し、実際に求めることができる。

〈授業写真〉

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〈場面1〉本時の課題の確認
PCR検査に関する最近のニュースを紹介し、ニュースのメタメッセージを考える。その後、条件付き確率の定義を復習し、本時の課題をロイロノートで配信する。

〈場面2〉課題解決と意見共有
本時の課題を生徒に取り組ませる。はじめは生徒個人に解かせ、その後グループで課題を共有する。生徒の解答を提出箱に提出させる。

〈場面3〉意見交換と考察
課題から導かれる結果を踏まえ、効率の良いPCR検査の方法について考える。
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