相互評価・双方向授業で学習効果・モチベーション大幅UP! 京都光華女子大学 健康科学部 看護学科 【授業見学レポート】
ロイロで実践!相互評価・双方向授業
京都光華女子大学 健康科学部 看護学科 徳永基与子先生
少ない人数の教員で質の高い授業をどうやって実現するか?
京都光華女子大学 看護学科の徳永先生の授業ではロイロノート・スクールを使った相互評価・双方向授業を実施することで、高いモチベーションで授業に臨みながら、効率よく技術が取得できる授業を実践しておられます。
ロイロノート・スクール導入のメリット
ロイロノート・スクールを導入することで、以下のことができるようになりました。
動画を使って記録ができるため、学生が自分の実技を客観的に振り返れるようになった
教員が授業終了後に学生の実技動画にいつでもフィードバックができるようになった
学生がお互いの実践を簡単に相互評価することができるようになった。
その結果、以下のようなメリットが得られました。
学生の授業に対するモチベーションが大幅に上昇し、予習・復習もしっかり取り組むようになった。
学習効率が大幅に上昇した。何度も補習しなければみにつかなかった技術を1度の演習で全員が習得できるようになった
実践の場面
1. 前授業のフィードバック
前回の授業で生徒から提出されたフィードバックを使って、前時の復習を行います。
大画面だけではなく、各自のスマートフォンやタブレットからも確認することができます。
2. 実習準備
ロイロノート・スクールを使って配布した実習のお手本動画をもとに、必要なものの準備を学生自らが行います。
3.実習
4人1組で実習を行います。1人が患者役、2人が看護師役。そして、残り1人が撮影と気づきのフィードバック担当です。
フィードバックは以下のようなシンキングツールを使ってまとめます。
実習の様子は提出箱に提出させ、自分たちや他のグループの実践を相互に確認・評価しています。
4.フィードバック
授業の最後に、授業のふりかえりをまとめます。以下のようなシンキングツールで授業を振り返ります。
その後、グループ内でお互いの意見を共有します。
意見交換をしたあと、シンキングツールにまとめた内容を1つの文書にして提出します。
フィードバックを通じて、授業内容の復習だけではなく、学生の文書作成能力の向上も狙っています。
※徳永先生のシンキングツールを使った文書作成能力向上の取り組みについては以下をご参照ください。