【授業見学レポート】生成AIのサポートで気孔に関する”問い立てて”実験で確かめるー和歌山大学教育学部附属中学校授業見学レポート

【授業見学レポート】生成AIのサポートで気孔に関する”問い立てて”実験で確かめるー和歌山大学教育学部附属中学校授業見学レポート

2025年7月7日の和歌山大学教育学部附属中学校での授業見学記録です。生徒も授業でロイロノートと生成AIを活用することで新しい学びの形を実現していました。
単元:植物のからだのつくりとはたらき


目次

生成AIを活用した新授業スタイル
ロイロノートと生成AIの同時活用で新たな学びの可能性
学校の授業では、ロイロノートと生成AIを組み合わせることで新たな学びの可能性が広がっていました。今回の授業では、導入から”問いをたてる”場面の梯子かけとして生成AIが活用されていました。
導入:ロイロノートと生成AIの併用
前時の振り返りなどを行った後に”気孔”について個人でシンキングツールのウェビングを使い、知っている事をできる限り出していきました。書き出したものは提出し、回答共有でお互いの認知を共有しました。
Google Classroom上からスクールAIを配信し、各々が気孔について知っている事を生成AIと対話しました。その後で「答える時に不安だった事は問いになり得るよ」という矢野先生からのフィードバックが入りました。

展開:探究課題に対する実験をロイロノートで記録する
先生から提示された5つの探究テーマから自分が興味関心のあるものを選択し、選択した者同士が近くの座席に移動して実験を行いました。実験方法の例はロイロノート上で動画でシェアしているので、必要な生徒は手元で何度も確認しながら作業をしていきました。
実験活動は個人でも、誰かと一緒にやる場合でも、基本的には自由な雰囲気で進行されました。また実験結果の内、顕微鏡で撮影された写真などは共有ノート上でリアルタイムでシェアされていきました。

まとめ:ロイロノートでレポートを作成する
各々の実験結果や共有ノート上のデータ等を見ながら、最後は個人でレポートをまとめていきました。

所感
本来的には個人の考えた問いに対して実験をさせてあげたい所ではあるが、実験をする手立てが無い問いになってしまう可能性も十分にありえる。限られた時間の中で教師側が与えた5つの問いに対してスッと受け止めるためには、最初に自分の既知の部分をアウトプットした後に未知の部分を生成AIと対話する活動が有効であると感じた。その証拠に、どの生徒さんたちも熱心に実験に取り掛かっている姿が見られた。


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