【イベントレポート】加藤学園暁秀初等学校「公開授業研修会」2025

2025.07.21に実施された「ロイロ認定校取得に向けて 公開授業研修会2025」のレポートです。加藤学園の先生方による公開授業と、外部講師による基調講演、希望者向けの認定ティーチャー育成研修を行いました。

公開授業
5学年での授業を公開
多田 真志先生
国語×社会「Google Site × ロイロノートでまとめよう」
子どもたちが気になるテーマについて、身近な人へのインタビューなどを通してデータ収集を行いました。
ロイロノートでまとめ、最後にできる児童はGoogle Site上で公開できる形式にまとめ直しはじめました。
加藤 祐也先生
算数「決まりを見つけよう」
縦横8×8で並んだ数字の表の、正方形になる様に合わせた4つの数が全て等しくなる問題を提示されました。
児童たちはグループで、この表にどの様な法則があるのかを共有ノートを使いながら考えを深めていきました。

基調講演
世界の教室から見た日本の授業デザイン
榎本 昇先生(森村学園初等部)
今、なぜ"授業デザイン"を見直すのか?表現技法よりも"はてな?"とは何かを見つめる方が大事なのではないか。"評価"はいったい誰のどのような未来のために存在するのか?設計者である教員は、どんな未来を描いているのか?今回はフィンランドとアメリカの2国から比較してた日本の授業デザインについてお話し頂きました。
フィンランドの学校教育で大切にしているのは"評価する"事。"評価"が生徒を主体的に変える鍵であり、"信頼"がそれを支える土台になる。アメリカのPBLに力を入れている学校では、生徒が評価基準を共有し、成果を発信する。また「失敗」を価値とする文化、創造的破壊と振り返りの重要性について説かれ、本質的な"問い"の重要性についても解説頂きました。
そして、日本のあなたの前にいる児童の未来は?今日の授業の"問い"は何か?を意識してみてはどうか。世界の教室は遠い話ではない、"デザイン"とは意志ある選択の連続であるとお話しされました。

「問いから共創へ」未来を創る子どもたちの学びとは?〜BYOD12年目の小学校の実践事例を通して〜
龍 達也先生(敬愛学園小学校)
一人一台iPad導入12年目、ロイロノート活用10年目である敬愛小学校。学校の実践を交えながら、これからの学びの在り方についてお話し頂きました。
現在の小学校1年生が30歳になる2050年頃には高齢化率38.8%になる。どんどん人口も減っていく中で、これからの子どもたちはどの様に育つべきか?身近なところで言えば生成AIの進化。仕事の質が変化していく。社会が急速に変化していっている世の中で、従来と変わらない教育でいいのか?21世紀は正解がない世の中で答えを創る時代ではないか。多様な人々と協働しながら、解のない問題を主体的、創造的に解決することのできる人間の育成が重要になるのではないか。
敬愛小学校では、日頃の授業から課題に向かう姿勢、自ら、そして協働する姿勢を意識している。調べ、考え、説明し、話し合い、発表する。興味関心、対話力、表現力が育つ。外国の方々へも自然と自分達から話しかけていく子どもたちの姿。インプットしたことを他者に伝える、アウトプットの場面を大切にする。「問い」から共創へ。なぜ?と思うことを大切にされているお話しも頂きました。

認定ティーチャー育成講座
希望される先生方向けに認定ティーチャー育成講座を開催しました。