【教育委員会向けオンラインイベント】Next GIGA語ろう!2026

【教育委員会向けオンラインイベント】Next GIGA語ろう!2026


GIGAスクール構想 第2期に入り、全国の学校現場ではICTの「導入・定着」を経て、子どもたちの学びをどのように豊かにしていくか、その活用の在り方が改めて問われています。

本シリーズでは、デジタル・シティズンシップ教育、誰ひとり取り残さない教育、学習者主体の学び、考える力の育成、探究的な学びなど、多様なテーマを取り上げます。全国の教育委員会での取り組みと教育研究の専門家による視点を掛け合わせながら、子どもたちの “未来の学び” を描くためのヒント を、全5回にわたってお届けします。

教育現場の課題解決やICT活用のあり方を見つめなおす機会として、ぜひご参加ください。


イベント概要
スケジュール
2026年 1月 22日(木) 10:00〜11:00 第1回「教育委員会 × 学校で進めるデジタル・シティズンシップ教育」🗓️
2026年 1月 27日(火) 15:30〜16:30 第2回「誰ひとり取り残さない教育の実現」🗓️
2026年 2月 4日(水) 10:00〜11:00 第3回「学習者主体の学びへの転換」🗓️
2026年 2月 13日(金) 10:00〜11:00 第4回「シンキングツールで実現する学びとは?」 🗓️
2026年 2月 18日(水) 10:00〜11:00 第5回「質の高い探究的な学びの実現」🗓️
参加費 無料
対象 教育委員会、指導主事、学校管理職・教職員
お申し込み
以下のフォームよりお申し込みください。
お申込完了後、自動送信メールにて参加方法およびZoomリンクをご案内いたします。


内容紹介
【第1回】教育委員会 × 学校で進めるデジタル・シティズンシップ教育
―Next GIGAに向けて、子どもたちの“デジタルとの付き合い方”をどう再設計するか―

登壇者
林 一真 氏(岐阜聖徳学園大学)
土田 牧也 氏(岐阜市教育委員会学校指導課GIGAスクール推進室主幹)

開催日時 1月22日(木) 10:00〜11:00 🗓️

内容
GIGAスクール構想では、「多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された教育環境」の実現が大きな理念として掲げられています。その鍵を握るのが、子どもたち一人ひとりがテクノロジーを適切に活用しながら、自他の幸福を尊重し、社会によりよく関わっていく力を育むデジタル・シティズンシップ教育です。ここ数年、この理念を教育基本方針に位置づける自治体が増え、その重要性はますます高まっています。
本講演会の前半では、林一真先生より、デジタル・シティズンシップ教育とは何か、その背景や理論的枠組みについてご解説いただきます。後半では、土田牧也先生から、岐阜市における「GIGAびらき」をはじめとした自治体の実践と、大学と教育委員会が連携して推進している取り組みをご紹介いただきます。
本講演を通して、学校現場・自治体・大学がどのように協働し、子どもたちのテクノロジー活用を支える持続可能な学びの環境を築いていくのかを、具体的な事例とともに考えていきます。

【第2回】誰ひとり取り残さない教育の実現
ー子どもたちが安心して学べる環境とはー

登壇者
浜屋 陽子 氏(白百合学園小学校)
西尾 環 氏(熊本市立本荘小学校フレンドリーオンライン)
小川 剛 氏(熊本市教育委員会 総合支援課)

開催日時 1月27日(火) 15:30〜16:30 🗓️

内容
一人一台端末が整備され多様な学び方が実現できるようになった中で、児童生徒が安心して学ぶための支援のあり方が求められています。第2回では「ICTでつながる子どもの空間」という視点で、3人の講師に実際の取り組みをご紹介いただきます。
前半は、浜屋陽子先生より学級の中ですぐに実践できる心理的安全性を高める取り組みについて、ご紹介いただきます。後半は、小川剛指導主事・西尾環先生より様々な理由で登校できない児童生徒への学習支援「フレンドリーオンライン」の取り組みについて、学校・自治体それぞれの視点からご紹介いただきます。

【第3回】学習者主体の学びへの転換
ーデジタル学習基盤の活用を前提とした鹿児島市の実践を通してー

登壇者 木田 博 氏(鹿児島市教育委員会教育DX担当部長)

開催日時 2月4日(水) 10:00〜11:00 🗓️

内容
一人一台端末が整備され多様な学び方が実現できるようになった中で、このデジタル基盤の活用を元に、学習者である児童生徒自身が学び方や協働する相手を自ら選択し、学習を進める授業への転換が求められています。
第3回では、鹿児島市教育委員会の木田博氏より、「学習者主体の学びとは何か」という理論的背景だけでなく、学習者主体の学びを実現するために同市が取り組んできた具体的な実践についてもご紹介いただきます。

【第4回】シンキングツールで実現する学びとは?
ーGIGA第2期に向けて、子どもたちの「考える力」をどう育てるかー

登壇者 黒上 晴夫 氏(関西大学教授)

開催日時 2月13日(金) 10:00〜11:00 🗓️

内容
生成AIの広がりとともに、「自ら考える力」を育てる授業づくりがより一層求められています。第4回では、関西大学・黒上晴夫教授を迎え、シンキングツールを“どう使うか”ではなく、教室・学校・自治体に”思考する文化”をどのように根付かせていくのか、理論と実践の両面からご紹介いただきます。

【第5回】質の高い探究的な学びの実現
ー子どもが自ら動き出す総合的な学習・探究とはー

登壇者 溝上 慎一 氏(学校法人桐蔭学園理事長・桐蔭横浜大学教授)

開催日時 2月18日(水) 10:00〜11:00 🗓️

内容
本講演では、文科省の次期学習指導要領改訂に向け、探究的な学びの質を「情報活用能力」(>デジタル学習基盤)の育成を通して高めようとしている『論点整理』の方針を確認します。
加えて、育成される情報活用能力は、各教科等の学習にも拡げられる含みをもっており、中核的な概念等に基づく授業づくりの提案も併せて、結果的には各教科等の学習がきわめて探究的な学習へとシフトする流れをも示唆しています。今や、探究的な学びは教育課程を特徴付けるメタワードとなりつつあります。
当日は、探究的な学びに関する学術的かつ基本的な考え方を基礎として、先進事例も交えながら、この新しい方向性を概説します。
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