ICTで生徒が主役のアクティブラーニングを実現ー日本体育大学柏高等学校公開授業レポートー

ICTで生徒が主役のアクティブラーニングを実現ー日本体育大学柏高等学校公開授業レポートー

日本体育大学柏高等学校では、ICTを活用することで生徒が主体的に学ぶ授業作りを実践しています。
2022年6月14日(火)の公開授業での同校の取り組みをまとめました。
(2022年6月16日作成)

「生徒」を見る公開授業
多くの公開授業では主役は「授業」であり、「教員の授業の取り組み」です。
日本体育大学柏高等学校では、「教員が何をやったか」以上に、「生徒がどうかわったのか」が重要ではないかと考え、高校1年生の英語の授業を題材に、生徒がどのように考え、行動するのかを公開する「生徒を見る公開授業」を行いました。

STEP1 アイスブレイク:各グループ対抗で英語の単語を予想する
ワークシートの配布と語源・単語との関連の説明
教員から英単語と語源の関連についての説明を受けた後、英語と日本語の組み合わせがバラバラになったワークシートを配布されます。
語源の情報をヒントに、英語と日本語の正しい組み合わせを考える
生徒は語源についての単語をヒントに、グループで協力して、英語と日本語の正しい組み合わせを考えます。
正解したグループの生徒が、他の生徒に説明する
組み合わせがわかったグループは提出箱にカードの組み合わせ表を提出し、教員はその場で採点をします。
すべて正解するグループが3つでてくるまで各グループの試行・提出を続けます。
正解したグループの生徒が、他の生徒のグループに説明し、全体で回答を共有します

STEP2 「制服について賛成か反対か」のプレゼンテーション
グループ内でプレゼンテーション
グループ内で、「制服について賛成か反対か」のプレゼンテーションを行います
プレゼンテーションの相互評価
プレゼンテーションの内容はグループ内で相互評価を行います。
振り返りの内容は提出箱でクラス全体にも共有します
さまざまな科目での活用
公開授業にあわせて、授業見学も実施されました。日本体育大学柏高等学校では様々な科目でICTを活用することで生徒主体の学びが実現されていました

「やせ細っていく地方自治」地域の問題を生徒主体で考える
現代社会の授業では、「地方自治」をテーマに先生が設定した問いに対して、生徒が調べた内容をお互いに共有していく形式で授業が進められていました。

問いについて調べて共有する
先生が設定した10個の問いに対して、生徒が調べた内容を共有します。
「生徒間通信」をつかうことで、お互いの調べた内容を送り合い、まとめていくこともできます

進捗確認しながら授業を進める
生徒は自分のペースで調べ学習やシェアを進めますが、その進捗は全体で共有します。
うまく進められない生徒を助け合うことで、クラス全員が学習を進めることができます。
様々な授業での活用
日本体育大学柏高等学校では、様々な教科でICTを活用した生徒主体の学びが実現されていました。

すべてのOSで使える
日本体育大学柏高等学校では、学年やコースによってChromebook、iPadなど異なるOSの端末を生徒が使用しています。
ロイロノートはOSを選ばずにデータの送受信が行えるため、コース・学年を問わず様々なクラスで活用されていました。
協働学習を加速するICT
生徒が主体的に学ぶためには、「生徒同士」が学び合う姿勢を作ることも大切です。
日本体育大学柏高等学校では様々な教科でグループでプレゼンテーションを作成したり、問題を解き合う活動が行われていました。
ロイロでは様々なメディアをつかって簡単にプレゼンテーションを作成でき、データの共有も簡単なため、協働学習がスムーズに進められていました。


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