【授業見学レポート】愛知県立豊橋商業高等学校 高須先生

取材日:2025年11月18日

愛知県立豊橋商業高等学校は、県内公立高校においてロイロノートを活発に使用している学校です。どのように授業展開しているのかを見学させていただきました。今回は、ロイロ認定ティーチャーである同校の高須先生の「論理国語」の授業を見学しました!

【授業見学】 論理国語:根拠や理由づけを明らかにする
授業の題材は「滑り台社会と溜め」。労働や貧困について書かれた文章をもとに、根拠や理由付けを明らかにし、その妥当性や効果を考えるという高度な内容でした。

生徒が「ハブ」となり、主体的に読み解く授業展開
生徒はロイロノートのテンプレートを使って「読みとりメモ」を作成し、提出箱へ提出します。ここで特徴的だったのが、教員からのフィードバックの流れです。 提出されたメモに対し、高須先生はその場で「OK」または「再提出」の評価を返します。「OK」をもらった生徒はそこで終わりではなく、クラス内の「ハブ(拠点)」としての役割を担います。
ハブとなった生徒を中心に、再提出となった生徒がアドバイスをもらいに行き、再度読み取りメモを修正して提出します。このサイクルによって、生徒が主体となって考える時間が多く確保され、自ら学び取る姿勢が非常に印象的でした。

評価の明確化と心理的安全性が生む「本気の学び」
生徒たちが高い集中力を維持していた背景には、教員による明確な評価基準の提示がありました。 授業の冒頭で「どのような点が評価されるのか」がしっかりと説明されているため、生徒はどこに注力して考えるべきかが明確になっていました。その結果、生徒たちは頭をフル回転させ、課題に取り組んでいました。

また、クラス全体の「心理的安全性」の高さも際立っていました。 先生から与えられるヒントをもとに協働学習が進められていましたが、分からないことがあれば生徒同士で自然に聞き合える雰囲気が醸成されています。 「間違っても大丈夫」「聞けば誰かが答えてくれる」という安心感が、深い学びを支えていました。

自由進度学習で自らの課題に向き合う
授業の後半は「自由進度学習」へと移行しました。 一斉授業の枠を離れ、生徒一人ひとりが自分の進度や理解度に合わせて、今すべきことを明確にして学習に向かっていました。
高須先生のICT活用と授業デザインの工夫により、前半の協働的な学びから後半の個別の学びへとスムーズに接続され、生徒が終始「主役」として学習に取り組む、活気ある授業でした。


【先生インタビュー】ロイロノートを使った授業について
ロイロノートを学校全体で使用しているのかを、高須先生にお聞きしました。

Q:ロイロノート・スクールの活用率が非常に高いのですが、どうしてですか?
高須先生: 主に国語科では先生間での授業の内容の共有を毎週行っています。先生によって行われる授業が全く違うことのないように、ロイロノートを使って授業の配布資料やスライドを「資料箱」などを用いて共有されているのが大きな理由の一つかと思います。商業科のクラスでも、「共有ノート」を使った授業展開を取り入れ非常に活用していると聞いています。

また、最近驚いたことで、先生がロイロノートの使用をしていない授業であっても、生徒が自らロイロノートを選んで授業で使用しているという点です。これは、直感的に操作できるロイロノートの「使いやすさ」が、生徒の学習スタイルに深く根付いている証拠だと感じています。


Q:ロイロ認定ティーチャーに認定されましたが、その過程で特に効果的だと感じたことは?
高須先生: プロット図で授業案を作ることが、とても良かったと感じています。この方法を知ることで、授業の流れを自分自身も生徒も視覚的に理解することができます。授業の全体像と、今どの部分に取り組んでいるのかが明確になるため、生徒も学習に向かいやすくなります。今後の授業も、このプロット図を使って計画・実行していきたいと考えています。

LoiLoでは、児童生徒が主体となる授業を作成できる先生を「ロイロ認定ティーチャー」に認定しています。


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