【認定校イベントレポート】職員研修大公開!「敬愛小学校の研修に一緒に参加しませんか?」in福岡
2023年8月3日に敬愛小学校で開催されたイベントについてお伝えします。
今回は、宝仙学園小学校から吉金先生・中村先生・山本先生の3名が敬愛小学校に来校され、宝仙学園小学校の取り組みや実践事例を紹介されました。
「学習者中心の学びを実現する授業デザイン」をテーマに、宝仙学園小学校・敬愛小学校・県内外から参加された先生方との間で熱い交流が行われました。
オープニング
敬愛小学校長の龍先生より趣旨説明と、ロイロ梶原によるアイスブレイクを行いました。
子どもの自己選択&自己決定を生み出す授業デザイン〜宝仙学園小学校より〜
宝仙学園小学校の研究テーマや各教科での取り組みについて、紹介されました。
キーワードは「みつける きめる つむぐ」
一方通行のプレゼンではなく、参加者の意見を吸い上げながら答えていくライブ形式で行われました。
学習者主体の授業とは!?
学習者主体≠子供に丸投げの授業
「問い」「課題」を子供が見つける授業
ゴールとプロセスの見通しを子どもが持つ授業
国語事例紹介 山本先生
4年生の単元「アップとルーズ」の実践を紹介されました。
ブロックを使って、1つずつ作品を作成します。アップとルーズで写真を撮り、説明を録音します。
単元のゴールに設定するアウトプット活動で、どんな姿を期待するのかを考え、そのために教材を通してどのような力をつけたいのか、逆算しながら授業を設計することが大切だと話されました。
学習者主体デザインのキーワード
単元のメインから授業を設計する
算数事例紹介 中村先生
3年生の単元「棒グラフ」の実践を紹介されました。
アンケートカードを使って、クラスでやりたい遊びを集計します。結果を提示しながら、棒グラフの特徴・良さを確認します。
子どもたち自身でアンケートを作成し、集計します。「これを聞きたい」「集計結果を生かして提案したい」という子どもの中から湧いてくる思いを大事にします。
学習者主体デザインのキーワード
「小さな問いを全員に」→ロイロだからできること!
理科事例紹介 吉金先生
単元「ものの溶け方」で、水と食塩水を見分ける方法を子どもたち自身が考える実践を紹介されました。
「実験で協働するのではなく、実験データで協働する」ことが、理科の授業デザインでは大切だと話されました。
そのため、今までの「仮説→実験」という流れではなくではなく、「実験→仮説」の流れがいかに大切か、実際の子どもたちの活動の姿を提示しながら紹介されました。
学習者主体デザインのキーワード
Learning by doing
参加者交流・座談会
参加者が話を聞きたい宝仙学園小学校の先生の元へ移動する形式で行われました。
プレゼンテーションで聞けなかったことや日頃の授業で抱えている悩みごとなどを直接相談しながら、熱い交流がなされていました。
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