小学校 ロイロ超スクール for Teacher レポート3

小学校 ロイロ超スクール for Teacher レポート3

ロイロ超スクールfor teacher 小学校で行われた第3回目のレポートです。

・小学校のオンライン授業のゴール は「主体的・対話的・深い学び」の追求

・3日目は熊本市立楡の木小学校 西尾先生、京都教育大学附属桃山小学校 樋口先生、若松先生によるオンライン授業の紹介

・西尾先生からのオンライン授業の紹介
アイスブレイク 折句自己紹介をおこないました

ワークショップ 「初めてのZoom授業」
読み物教材に対してピラミッドチャートを使って参加者同士で共有し考えを深めていきます

課題の内容
   
ブレークアウトセッションしながら意見交換をしました。
  
参加者からは、西尾先生の考えや改善策を聞いてみたいとリクエストありましたが、敢えてそれは教えませんでした。
なぜなら、参加者自身が考え、他の人と共有していく中で改善策をじぶんで見出すことが<主体的・対話的で深い学びにつながっていく>からとのこと。
この超スクール小学校のゴールを1つの形を見せてくれた授業でした。


・熊本市の学校ICT状況や休校中のオンライン授業の紹介
遠隔授業だと<課題の解決>は生徒自身しかできないということがわかります
 

・オンライン授業の開始時と改善の時間割の変化
9時 Zoom接続を8時50分に接続を変え、入ってきた児童から順次健康観察をするように変えたそうです。
変更して良かった点:1,子どもたち同士で雑談できる時間を確保できたこと、2,クラス全員でラジオ体操を取り入れることができた
 

・健康観察


・オンライン授業の様子 
折句自己紹介、クリーン大作戦、漢字プリント
   
おにぎり大集合、音読・朗読、体育なわとび、デジタル絵本作り
   
最後は西尾先生からのメッセージ 参加者ワンチームでオンライン授業のアイデアをつくりましょう!!
 



・続いて京都教育大学附属桃山小学校  
樋口先生から、附属桃山小学校オンライン授業にむけてのアンケート、休校中のオンライン家庭学習スケジュール、オンライン授業のソフト全体像の共有
ポイント:時間割があることで、子どもたちの生活リズムができたと保護者からよろこばれたそうです。
   
若松先生によるオンライン授業の実践紹介
オンライン授業の中で一人ひとりがつながる場所になるように<学び合い>がうまれる授業を紹介してくれました

5年 漢字、国語 
漢字学習の進め方を生徒に考えさせて、回答共有し良いところ学習計画に取り入れていく
ドラえもんの主人公をピラミッドチャートで主張、理由、根拠という順序で説明
 

4年、5年 算数 
やるkeyを使って、積み残しの取り組み。ロイロを使って生徒に解説カード作成してもらい共有することで学び合いを進める
ノート整理をロイロで提出。動画やテキストによる解説カードで学び合い
 
5年 社会 
世界の国を被らないように提出
NHK for schoolを見て、KWLシートに書き込みし、自分の「問い」を作り、学び合いのきっかけをつくる
  
4年、5年
理科 蒸発の実験や天気の変化について、各家庭で行う。互いのカードを自由に交換、コメントできるようにし学び合いを通して単元理解を進める
  
オンラインでの課題→児童の「学びの手応え」がつかみにくい
一緒の場にいると、先生側も学びの手応えを場の雰囲気でつかめますがオンラインだとそれがつかみにくいようです。リアルの良さをあたらめて再確認したそうです。

樋口先生によるオンライン授業の実践
ロイロをつかって、カードの色で自分がどういう問いを持っているか提出させる
6年 社会
公害について新聞を書く
 

調べてコピペ の記事にならないよう評価ポイントを明確にしています。
  

算数
場合の数 解き方の動画を提出
解説動画を提出させることで、子供たちが単元の内容を理解しているか?評価ができる


ワークショップ 
どうしてそのカードを選んだのか?ブレークアウトセッションしながらオンラインで参加者同士の意見や考えを共有しました。


オンラインとリアルの違い
この後のながれですが普段の授業では、全体での意見や考えを共有していく流れなのですが・・・・・・
オンラインだと遠慮しがちになって全体で深い学びへとつながりにくい。ここがオンライン授業の難しさ。樋口先生も日々悩んでいるようでした。

ワークショップで行った単元の流れ
 
 
 

リフレクション
  

※次回(5/15)でいよいよファイナル!!参加者によるオンライン授業のアイデア出しをレポートします!!

Powered by Helpfeel