小1 算数 「ちがい」はいくつかな?【実践事例】 妙高市立妙高小学校 岩崎未佳

小1 算数 「ちがい」はいくつかな?【実践事例】 妙高市立妙高小学校 岩崎未佳


基本情報
授業担当者岩崎未佳
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科小1 算数
単元のこりはいくつ ちがいはいくつ
hr
〈実践の概要〉
本単元の11/14時間目です。教科書には、文章題の下に、減法の式が書かれており、児童は数字を当てはめて立式をしていた。今回は、減法の学習の後半ということで、図を用いて、「ちがい」を求める立式ができるようにしたかった。そのため、タブレットを活用して、教科書の問題に挑戦した。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
・撮った写真をすぐに編集し、教材として活用できる。
・本時のスライドを簡単につなげる事ができるため、教師・児童共に本時の見通しを持つことができる。
・図に何度も書き込み、反復して考え、思考を深めることができる。

〈実践の目標〉
・違いをたずねる場面に、減法の式を適用して答えることができる。
・2量の大きさを正しく判断し、立式することができる。
・タブレットの図を適切に活用することができる。

〈授業写真〉
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〈場面1〉導入「10になる数字の組み合わせを探そう」
ウォーミングアップとして行っている10さがしゲームを行った。実際は、印刷をして何度も取り組む教材となっている(図1)が、タブレットで撮影した画像を使い、毎回ロイロノートに記録を残している。回数を重ねるごとに一定の時間でより多くの組み合わせを見付けている。また、2つの数だけでなく、3つ、4つの数で考える児童も増えてきた。

〈場面2〉展開「ちがいはいくつかな?」
教科書では、立式を穴埋めにしてある。今回は減法の後半ということもあり、「ちがい」はなに算で立式できるのかを理解するとともに、減法で答えられることをクラスで確かめたかった。そのため、タブレットの画像を教科書として活用した。教科書の画像にそれぞれが書き込んだり、ノートに自分なりにまとめたりして立式した。「ちがい」を減法で表すことができた。また、早く解き終わった児童から次の問題文を読むように促した。学習スピードの差を埋めることができた。また、クラス全体で問題の解決が終わったあと、授業の最後にタブレットに直接書き込んで、もう一度自分で解いてみようとする児童の姿に感心した。
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