小2 算数 三角形と四角形、その他の図形を弁別する【実践事例】東北町立東北小学校 澤田しおり

小2 算数 三角形と四角形、その他の図形を弁別する【実践事例】東北町立東北小学校 澤田しおり


基本情報
授業担当者澤田しおり
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科小学校2年 / 算数
単元三角形と四角形
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〈実践の概要〉
この単元では、①三角形・四角形・その他の図形を弁別する。②同じ形を複数並べて、模様をつくる。という2つの目的でロイロノートを活用した。
タブレットは、図形を簡単に移動したり、書いた文字をすぐに書き直したりすることができる。そのため、➀では、話し合う時間を確保したり、考えを変えるときに操作したりしやすいこと。②では、同じ図形を何度でも複製し綺麗に並べることができるという2つのことから、タブレットを活用した学習を進めることにした。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
図形の移動や方向転換に時間がかからず、話合いの時間を確保できる。
全体共有を図るときに、友達の考えと比較したり説明したりすることが容易である。
考えを変えるときに図形を操作しやすく、考えを書いたり消したりすることも容易である。

〈実践の目標〉
複数の図形を三角形、四角形、それ以外の形に弁別することができる。
なぜその図形になるのか、根拠を説明することができる。
考え方を共有することで、共通点・相違点を見付けることができる

〈授業写真〉

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〈場面1〉図形クイズ
複数の図形をクイズ形式で1問ずつ提示することで、既習した三角形と四角形に仲間分けした。その中で、三角形や四角形に「なる」という人と「ならない」という人、「分からない」という人がいる図形に注目し、弁別に必要な条件は何かを調べようという児童の興味・関心につなげることができた。

〈場面2〉全体共有と考えの深まり
複数の図形と分類表を提示し、自分の考えを記入させた。「角が丸いから三角形でも四角形でもない」「丸いけれど、角が3つあるから三角形」「隙間があるけれど、線をかきたすとよさそう」など、それぞれが自分の考えを記入した。3~4人のカードを全体で共有することで、根拠の相違点を比較し、弁別の条件を見付けることができた。

〈場面3〉応用問題を自力解決
全体共有で見付けた弁別の条件を基に、新しい複数の図形を自力で弁別させた。それぞれの図形カードに三角形や四角形になる根拠、ならない根拠を記入させ、分類表を使って仲間分けに取り組んだ。最後はシートを提出してもらい、カードに書かれた図形を使って全体に説明させることで、どの程度理解しているのかを見取ることができた。

〈授業写真〉
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