小4 英語 英語活動でのグループ学習【実践事例】(京都市立東山泉小中学校)

小4 英語 英語活動でのグループ学習【実践事例】(京都市立東山泉小中学校)

京都市立東山泉小中学校
島本 まゆみ教諭
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ロイロノート・スクールを活用し、施設の英語での言い方に慣れ親しみ、施設の説明や質問を考える力を身につけます。

4年生の英語活動でグループ学習として、オーストラリアの高校生に向けて写真や映像をまじえて学校を紹介するビデオレターを送ります。
本時では、ビデオレターを作成するにあたって、学校の紹介文を考え、質問の場面を録画し、発表を行っていきます。最初に単元の目標を具体化したデモンストレーションを視聴して、英語の新出語彙を共有します。次にグループ毎に学校の各施設の言い方に慣れ親しむため、教師から送られてきた学校施設の写真と施設名の英語での表現の音声をまねて発音練習をします。4段階の難度別に分かれた施設名を言えるようになるまで発音練習を繰り返します。
次に、自己紹介と施設の名前を伝える場面を撮影します。撮影した動画を視聴して評価し合い、完成した動画を教師に提出します。それから、校内施設について説明を書き加え、施設に関連した質問を考えます。グループで紹介施設の説明をする係と、質問をする係に分かれて発表をし、お互いに撮影し合い、動画を教師に提出します。
出来上がった各グループの紹介ビデオを全体で視聴し、自分なりに質問に答え、本時のまとめとします。

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ロイロノート導入のメリット

生徒数の多い学級で個々での対応が難しい時、児童が容易に操作できるロイロノートを使うことで、グループ単位で今知りたい表現を聞いたり、まねをして発音練習ができました。

児童は自分たちが考えた発表内容を録画してすぐに再生し、サンプルと比較するなどして、主体的に自身の出来栄えを評価し、改善をめざしてやり直すことができました。また、教師は授業時だけでなく、授業後映像を見ることで児童の活動を評価できました。

録画した映像を全体でスムーズに共有することができるので、実際に前に出て発表する際にかかる時間のロスを軽減できました。45分の授業時間をより有効に使うことができ、児童の活動を充実させることができます。


実践の目標

校内の施設について英語での表現を知り、簡単な説明表現と施設に関連した質問表現に慣れ親しむことができる。

オーストラリアの高校生に向けて写真や映像をまじえて施設を紹介したり、施設に関連した質問をすることができる。また、自分なりにその質問に答えようとすることができる。


実践の場面

1. 学校紹介の場面を見る
本単元では、3種類のノートを利用して語彙や表現に慣れ親しみ、オーストラリアの高校生に向けて写真や映像をまじえて学校を紹介するビデオレターを送る。
ビデオレターを作成するにあたって、学校の紹介文を考え、質問の場面を録画し、発表を行う。
そのためにまず、どのような言語活動を目指すのか、単元最後の姿を教師のデモンストレーションを通じて生徒に伝え、英語の新出語彙を共有する。



2. 学校の施設の言い方を知る
生徒は、教師から送られてきた学校施設の写真と施設名の英語での表現の音声をまねて発音練習をする。
4段階の難度別に分かれた施設名を、順に言えるようになるまで発音練習を繰り返す。



3. 簡単な自己紹介をし、施設の名前をはっきりと伝える
用意された3種類のノートを使って、自己紹介のサンプルを見て参考にしたり、施設名の言い方を確認したりする。
自己紹介とグループの担当施設の名前を伝える場面を自分たちで撮影する。撮影した動画を視聴して評価し合い、完成した動画を教師に提出する。



4. 校内施設について説明を加え、施設に関連した質問を考える
施設の説明のサンプルのノートやオーストラリアの高校生への質問サンプルのノートを使って、グループで協力して担当施設の説明を考えたり、その施設に関連した質問を考えたりする。



5. 校内施設についての説明と質問についての発表を撮影する
グループで紹介施設の説明をする係と、質問をする係に分かれて発表をし、お互いに撮影し合う。
撮影した動画を改善し、よりよい動画を教師に提出する。



6. 紹介ビデオを視聴し、質問に答える
出来上がった各グループの紹介ビデオを全体で視聴し、自分なりに質問に答える。



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