高1 国語総合イ 評論 水の東西(山崎正和)「〇〇の東西」を考える【実践事例】 (名古屋市立山田高等学校)

高1 国語総合イ 評論 水の東西(山崎正和)「〇〇の東西」を考える【実践事例】 (名古屋市立山田高等学校)


基本情報
授業担当者小川亞希子
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科高校1年生 / 国語総合イ
単元評論 水の東西(山崎正和)
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〈実践の概要〉
定番教材による定番授業を、ロイロ・ノートを用いて実践する。
山崎正和「水の東西」を読んだ後に、「ワタシの比較文化論」として「〇〇の東西」を挙げさせる。○○についての東西の具体例と、そこからわかる東西の価値観の違いは何かをグループに分かれて考察し、発表させる。授業への取り組みは、自己評価表に記入させ、提出させる。
「水の東西」本文でも確認してきたが、価値観の相違は評価したり優劣をつけたりするものではないことに留意させる。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
生徒の提出物をデータで管理できるため、提出内容に基づいたグループ分け、成績処理など、担当教員のペースで行うことができる
手書きの座席表を撮影し、画面配信するだけで生徒はそれぞれの席へ移動できるため、グループ分けの指示がしやすい

〈実践の目標〉
「〇〇の東西」として、具体例とそこからわかるものの見方や考え方を考察する
グループで意見を共有し発表しあうことで、多様な価値観を受容する

〈授業写真〉


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〈場面1〉「〇〇の東西」を挙げる
「水の東西」の読後、教員が「水以外に、東西の価値観があらわれているものを探してみよう」と提起し、カードをまとめて送信する。生徒は、カードの内容を確認しながら、授業への見通しをたてる。
1枚目のカードについて、○○とその具体例とを三つ挙げてカードを提出する。

〈場面2〉「〇〇の東西」を分析する
生徒は、全体で共有された1枚目のカードを参考にして、東西の価値観の違いが反映されていそうなものを一つ選び、2枚目のカードに記入していく。2枚目のカードでは「具体例」「特徴」「ものの見方や考え方」の項目に従って分析をすすめ、提出する。

〈場面3〉グループに分かれて考察する
提出されたカードをもとに教員がグループ分けをする。生徒は、グループでお互いのカードを確認しあった後、一つを選んで更にグループでの考察を深め、全体の場で発表をする。

〈場面4〉ふりかえり
生徒は自己評価表を記入して提出する。

〈場面5〉ほかの評論文も読み、二項対立の文体に慣れる
生徒は、高階秀爾「『間』の感覚」の文章を読み、内容理解・感想などを白紙のプリントに自由にまとめる。まとめたものを撮影して提出する。

〈授業写真〉
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