その他 特別活動 「ありがとう」を伝えよう 【授業案】 兵庫県丹波市立崇広小学校 堀 博文
| 学年 / 教科 その他/特別活動 |
| 単元 「ありがとう」を伝えよう |
| 指導要領 特別活動においては、集団や社会の一員としての自覚を深め、よりよい学校生活や集団生活を築こ |
| うとする自主的,実践的な態度を育てるとともに、自己の生き方についての考えを深め、個性を生 |
| かし、社会性を身に付けるようにする。 |
| 教科書会社 ーーーー |
| 授業者 堀 博文(兵庫県丹波市立崇広小学校) |
| 投稿日 2025年9月28日 |
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作成者からのアピールポイント
ロイロノートを全学級で活用することにより児童の「ありがとう」を日常化し、非認知能力育成と学校経営方針を結びつける。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】「ありがとう」を考える
日常生活の中で「ありがとう」と思った出来事や相手を思い出す。児童は、自分の生活をふり返りながら「誰に・どんなことにありがとうを伝えたいか」を考える。
最初は短い言葉でも構わないが、自分の感謝の気持ちに気づくことが大事である。
【展開2】「ありがとう」を表現する
ペン入力・テキスト入力・画像やスタンプを用いて、カードに感謝の気持ちを工夫して表現する。
児童は、カードをただ書くだけでなく、文字の色や大きさ、画像、スタンプの配置などを工夫して「ありがとう」の気持ちをより伝わりやすく表現する。
【展開3】「ありがとう」を届ける・共有する
完成したカードを「ロイロ校長室」の提出箱に送り、校内ホームページや保護者配信メールシステムを通して学校や家庭に紹介する。他の児童のカードを見て、互いの感謝の気持ちに触れる。
児童のメッセージが実際に相手に届き、紹介されることで「ありがとうの気持ちが伝わる」経験を得る。ここで児童は自己肯定感を高め、仲間や家族、先生方との関係性が深まる。取組が学校全体に広がり、感謝が飛び交う雰囲気が形成される。
【展開4】「ありがとう」をつなげる
ロイロノートでの活動をきっかけに、児童の感謝の気持ちが日常生活や学校文化として根づく。
カード作成の経験が、行事や縦割り活動での「ありがとう」にも広がり、児童の共感力・協調性・感情調整力といった非認知能力の育成へとつながる。