中3 保健体育 体育理論(スポーツについて考える)【実践事例】愛知教育大学附属名古屋中学校 小池 義明

中3 保健体育 体育理論(スポーツについて考える)【実践事例】愛知教育大学附属名古屋中学校 小池 義明


基本情報
授業担当者小池 義明
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科中学校3年 /保健体育
単元体育理論
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〈実践の概要〉
初めに生徒が「スポーツってどんなもの?」という問いに対する自分の考えをテキストに入力し,学級全員に送ることで内容の共有を行った。その後,送られてきたテキストを生徒各自で分類させ,提出箱へ提出させた。提出された生徒の分類に対して,学級全体でスポーツの捉え方には様々なものがあること,個々によって捉え方が違うことを確認した。その中で学校教育における体育科教育の目標は運動に親しむこと,つまり豊かなスポーツライフの実現であることを確認し,そのために保健体育の授業にどのようなことを求めるかをアンケートで集約した。生徒が今後の授業で何を重視して学んでいくのか見通しをもつことが目標である。 

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
指名しなくても短時間で全員の意見を聞くことができる。
人の意見を分類するなど,生徒が他者の意見に多く関われる。

〈実践の目標〉
保健体育の授業(体育科教育)で今後どんな授業を生徒が創っていくのかを確認する。
多様なスポーツのあり方を考える。

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〈場面1〉スポーツに対する考えをもつ
生徒が「スポーツってどんなもの?」という問いに対しての自分の考えをテキストに入力し,学級全員に送ることで内容の共有を行った。競技スポーツとして捉える生徒,生涯スポーツとして捉える生徒など様々であった。

〈場面2〉学級の考えを分類する
送られてきたテキストを自分なりに分類し,提出箱へ提出させた。提出された生徒の分類に対して,学級全体でスポーツの捉え方には様々なものがあること,個々によって捉え方が違うことを確認した。また,学校での保健体育の授業の目標を確認した。

〈場面3〉保健体育の授業に求めることを考える
保健体育の授業にどのようなことを求めるかをアンケートで集約した。アンケートの内容を学級で確認し,今後の授業でアンケートの内容を配慮しながら取り組んでいきたいという考えを生徒にもたせた。
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