中3 英語 Program8 Clean Energy Sources【実践事例】(名護市立小中一貫教育校 屋我地ひるぎ学園)

中3 英語 Program8 Clean Energy Sources【実践事例】(名護市立小中一貫教育校 屋我地ひるぎ学園)

名護市立小中一貫教育校
屋我地ひるぎ学園
知花 均教諭
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ロイロノート・スクールを活用し、関係代名詞を用いて理想の発電方法についてプレゼンバトルを行い、伝え方や環境についてより深く学ぶ事ができます。

この単元では関係代名詞(人、ものを説明する目的格)whichと省略を用いて人やものを詳しく説明する表現を学びます。
本時ではまず、単元の内容であるクリーンなエネルギーについてインターネットで検索し、様々な発電方法があることを知ります。そして、各自が考える理想的なエネルギーについて、利点と欠点を調べます。検索した情報をまとめて、ワークシートに関係代名詞を用いた説明文を書きます。それ以外の文章を辞書アプリやWebの翻訳機能などを使い、プレゼンテーション用の文章をまとめたスライドを作成します。
シンキングツールの「バタフライチャート」を使い、作成したスライドを利点と欠点を交えたプレゼンテーション用のスライドとして作成します。ALTや教師からのアドバイスを受けながら、プレゼンテーションの練習を行いながら修正もしていきます。その後、セールスマン役2名、客1名の3人組でプレゼンバトルを行いました。セールスマン役同士1対1のバトルを行い、客役の生徒が判定を下し、なぜ選んだか理由も述べます。終わったら役割を変えて2回戦へ。これを3回戦まで行いました。最後にプレゼンバトルを通しての感想や、工夫したこと、相手の意見で参考になったことなどをまとめました。

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ロイロノート導入のメリット

中学校3年の最後に学ぶ関係代名詞は、文が長く、コミュニケーション活動に取り入れるのは難しい項目です。しかし、タブレットを用いてWeb検索をしたり、スライドの作成をしながら、プレゼンバトルを行うという目的を持たせることにより、意欲的に取り組むことができました。

ロイロノート・スクールでは検索や画像の選択も容易で、やり直しも素早く行うことができます。 また、今回シンキングツールの「バタフライチャート」で、自分の勧める発電方法の「欠点」についても考え、整理した上で発表することができました。それにより、より深い学びへとつながったと思います。


実践の目標

自分の考えを、関係代名詞を用いて相手にわかりやすく伝えることができる。

他者の意見や発表の様子を見たり聞いたりする事で、自分の発表の参考にすることができる。


実践の場面

1. インターネットで情報を集める
単元の内容であるクリーンなエネルギーについてインターネットで検索し、様々な発電方法があるということを知る。そして、各自が興味を持った発電方法の情報を検索する。その際に仕組みや利点だけでなく、反対意見などの欠点も調べていく。

2. プレゼンテーション用の文章を作成する
検索した情報をまとめたら、一旦ワークシートに関係代名詞を用いた説明文を書く。それ以外の文章を辞書アプリやWebの翻訳機能などを使ってプレゼンテーション用のスライドを作成する。

3. 利点と欠点を整理する
シンキングツールの「バタフライチャート」を用いて、場面2で作成したスライドをもとに利点と欠点を交えたプレゼンテーション用のスライドとして作成していく。

4. プレゼンテーションの練習を行う
ALTや教師のアドバイスを受けながら、プレゼンテーションの練習を行う。その際、他の生徒の資料で参考になるものがあった場合は、お互いに送り合うこともできるようにし、本番に備えて修正を加えていった。

5. プレゼンバトルを行う
「これから家を建てる人に、自分のオススメの発電方法を売り込もう」という"設定"でセールスマン役2名、客1名の3人組でプレゼンバトルを行った。セールスマン役同士1対1のバトルを行い、客役の生徒が判定を下し、なぜ選んだか理由も述べる。終わったら役割を変えて2回戦へ。これを3回戦まで行った。

6. プレゼンバトルのまとめを行う
プレゼンバトルを通しての感想や、工夫したこと、相手の意見で参考になったことなどをまとめる。

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