小2 国語 ことばで みちあんない【実践事例】 東北町立東北小学校 澤田しおり

小2 国語 ことばで みちあんない【実践事例】 東北町立東北小学校 澤田しおり


基本情報
授業担当者澤田しおり
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科小学校2年 / 国語
単元ことばで みちあんない
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〈実践の概要〉
この単元では、①相手に伝わるように話す事柄の順序を考えることができる。②話し手が知らせたいことや、自分が聞きたいことを落とさないように集中して聞くことができる。という目標を重点に学習を進めた。
導入で道案内動画を提示することで、動画の道案内ではなかなか目的地に到達できないという体験をし、どのような情報が必要だったのか、どのような順序で話すと分かりやすいのかを率先して話し合うことができるようにした。また、友達の道案内を聞くときには、タブレットの地図を見なが、メモを取り、集中して道案内を聞くことができるようにした。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
自分のタブレットを見ることで、学習に集中することができる。
教科書とノートを行ったり来たりせず、タブレット上だけで作業ができるため、説明や書き方を指導する時間を短縮することができる。
自分の発表を動画に残すことで、全体で話し方の良さを比べたり、共有したりすることができる。また、個人でも自分の話し方を振り返ることができる。

〈実践の目標〉
相手に伝わるように、話す事柄の順序を考えることができる。
話し手が知らせたいことや、自分が聞きたいことを落とさないように集中して聞くことができる。
共通、相違、事柄の順序など、情報と情報との関係について理解することができる。

〈授業写真〉

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〈場面1〉道案内クイズ
児童に道案内をしている動画と地図を提示した。動画での言葉を頼りに目的地までたどり着くことができるかに挑戦したことで、なぜたどり着くことができなかったのか理由を考えることができた。どんな言葉(キーワード)があると、スムーズに到着できるのかを自分たちで考え、話し合うきっかけとなった。

〈場面2〉道案内メモ
タブレット上では、書いたり消したりすることが容易なため、自分が道案内する場所や道順、目印を何度も考え直すことができた。相手に通ってほしい道を地図上に記し、何が目印だと分かりやすいのか、相手に分かりやすく説明するためにどのような言葉をつかうとよいのかを考え、言葉の試行錯誤にも役立った。

〈場面3〉ペアで道案内
自分のメモを見ながらペアの人に道案内をした。相手は自分のタブレットで地図を開き、相手の言葉を聞きながら目印や方向をメモしながら書き進めることができた。1度目の案内で間違っていた場合でも、2度目には自分が書いた道順や簡単に消してやり直すことができたため、時間短縮になり、複数の人と交流することができた。
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