小6 総合的な学習の時間 学校を引っ張る最上級生になろう ロイロノート・スクールを活用したオンラインでの異学年交流活動【実践事例】 (ジャカルタ日本人学校)

小6 総合的な学習の時間 学校を引っ張る最上級生になろう ロイロノート・スクールを活用したオンラインでの異学年交流活動【実践事例】 (ジャカルタ日本人学校)


基本情報
授業担当者山田信一
ICT環境4 人以上で1台
学年 / 教科小学校6年 /総合的な学習の時間
単元学校を引っ張る最上級生になろう
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〈実践の概要〉
ここインドネシアのジャカルタでも、新型コロナウィルスの影響はとても大きい。令和2年度のジャ カルタ日本人学校は、5月中旬のオンライン始業式に始まり、現在もオンライン学習が続いている。本 校小学部6年生は、例年、入学してきた新一年生に学校生活の過ごし方を教えたり、学校探検をしたり することを通して、最上級生としてのスタートを切ってきた。しかし、学校に登校することができず、 当然対面することもできない。そこで、ロイロノート・スクールを活用した異学年交流ができないかと 考え、双方向通信システムとロイロノート・スクールを活用して、これまで全3回の交流を進めてきた。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
複雑な作業が少なく、児童が直感的に操作できる。
児童間のデータ共有や視聴が容易である。
指導者と学習者が遠隔であるオンライン学習においても、即時フィードバックができる。

〈実践の目標〉
1年生との交流を通して、最上級生としての自覚をもつことができる。
自己紹介やおすすめの場所などのプレゼンテーションを作成することができる。
同じグループの友達と協力して計画、準備、運営をすることができる。

〈授業写真〉

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〈場面1〉グループごとの役割分担を全体で共有する
オンラインでの双方向通信システムを活用した交流となるため、学級単位では人数が多くなり過ぎる ことから、1年生一人一人との有意義な交流が難しい。そこで、1年生、6年生ともに2~3人の小グ ループを作って交流することとした。オンライン学習の教室を複数準備して、本番の役割分担をしたこ ともあり、各グループの情報を確認するため、提出箱を作って提出させた。

〈場面2〉自己紹介のプレゼンテーションを作成する
同じグループの1年生に、自分のことを知ってもらおうと自己紹介のプレゼンテーションをロイロノ ート・スクールで作成する活動を行った。自分の顔写真を挿入する児童、好きな食べ物を絵で描いて紹 介する児童、漢字でタイピングした自分の名前に、指でふりがなを書いている児童など、1年生が分か りやすいようにプレゼンテーションを作成した。

〈場面3〉1年生と楽しくゲームをする
1年生との交流では、準備していた互いの自己紹介を行った後、各グループでゲームをして楽し い時間を過ごした。しりとりで遊ぼうとしていたグループは、ロイロノート・スクールでカードを 提示し、出てきた文字を画面に表示しながら進めていた。1年生のことを考えて、適切にサポート をすることができた。

〈場面4〉校内のおすすめの場所紹介のプレゼンテーションをつくる
2回目の交流では、実施できなかった学校探検の代わりに、6年生それぞれがおすすめの場所を紹介 しようと、プレゼンテーションを作成した。学校の写真を使用し、そこに文字を打ち込んだり、書いた りしながら作成した。中には問題のカードと答えのカードを作ってクイズ形式にしたり、絵を入れて1 年生に分かりやすくしたりするなど、自分なりに工夫して取り組む姿が見られた。

〈場面5〉活動の振り返りを作成する
オンライン学習のため、子どもたちが気付いたことや感じたことを記した振り返りを回収することが 難しい。そこで、ロイロノート・スクールの提出機能を活用して、全員から確実に提出させることがで きた。原稿用紙を PDF 化して配付することで、文字数や題名などの統一事項も揃えて指導することがで きた。

〈場面6〉活動の振り返りを共有する
活動の振り返りを授業時間内に全員が発表することは時間の面からも難しい。そこで、提出箱の回答 共有機能を用いてお互いの振り返りを読み合うという時間をつくった。時間を気にせず、児童それぞれ のペースで読み合うことができた。オンライン学習という限られた条件の中であるが、お互いの考えを 交流し合う場面を設定することができた。

〈授業写真〉