小4 国語 だれもが関わり合えるように【実践事例】(萩市立白水小学校)

小4 国語 だれもが関わり合えるように【実践事例】(萩市立白水小学校)

萩市立白水小学校
尾崎 博利教諭
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ロイロノート・スクールを活用して、ペアグループの発表をより良いものにするためのアドバイスを伝え合う力を身につけます。

本時では、調べ学習でわかったことをスライドショーにまとめて発表し、その発表についてのアドバイスや感想を共有する際にロイロノート・スクールを活用しました。
まず、本時のめあてを確認し、スライドの内容や発表の仕方についてアドバイスをするという活動の見通しを立てます。その後、アドバイスシートを見ながらアドバイスの観点を確認していきます。そして、ペアグループの発表を視聴しながら、気付いたことや感想をメモします。発表後、メモをもとにアドバイスや感想をロイロノート・スクールのカードに書き込んで、発表者と教師に提出します。発表者はもらったカードをつないで、スワイプでページ送りができる状態の画面にしておきます。アドバイスを送った側の児童には、文字だけではなく補足を加えながら声でも説明をさせることで、伝え合いを深めさせました。
最後に、教師側に集まったアドバイスのカードを色別に分けて児童に見せます。修正のポイントを整理して確認させ、次時ではアドバイスをもとに発表原稿や話し方などの修正をすることを伝えました。

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ロイロノート導入のメリット

友達からのアドバイスや感想が、自分のタブレットに次々と送られてくることの喜びやワクワクが、意見の交流を活発にさせていました。

タブレット上で手書き文字をテキストに変換する機能を併用することにより、書くことが苦手な児童や、特別な支援が必要な児童もストレスなく文字入力をすることができ、意欲的に意見の交流を図ることができました。

カードの背景色をアドバイスの項目ごとに色分けすることで、大量に集まった意見をまとめやすくすることができました。

つないだカードを全画面表示にしてスワイプするだけで、簡単に次のカードを見ることができるため、必要なカードがすぐに提示できました。


実践の目標

友達の発表を聞いて、感想や気付いたことをアドバイスし合うことができる。


実践の場面

1. 本時のめあてを確認する
学習計画をもとに、本時の活動の見通しを立てる。
調べ学習でわかったことをまとめて作成したプレゼンテーションの内容や、発表の仕方について良かった点、修正点をアドバイスする活動を本時で行うということを確認し合った。



2. アドバイスのポイントを確認する
アドバイスシートを見ながら、アドバイスの観点を確認する。その際、後で整理しやすくするために、アドバイスの項目ごとにカードを色分けしていることを押さえておく。



3. ペアグループの発表を聞く
ペアグループの発表を視聴しながら、気付いたことや感想をメモする。話の内容や話し方、動作などについて、できるだけたくさんチェックできるよう、集中して視聴させるようにした。



4. アドバイスや感想をカードに書き込む
メモをもとに、発表に対する感想やアドバイスをカードに書き込んで、発表者に送る。この時、カードは発表者に送るとともに、教師にも提出させる。



5. 感想や気付きをペアグループ伝える
発表者はもらったカードをつないで、スワイプでページ送りができる状態の画面にしておく。そして、カードを送った側の児童には、文字だけではなく補足を加えながら声でも説明をさせることで、伝え合いを深めさせた。



6. 本時のまとめと、次時の活動内容を確認する
教師に提出させたカードを色別に分けて児童に見せる。修正のポイントを整理して確認させ、次時ではアドバイスをもとに発表原稿や話し方などの修正をすることを伝えた。



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