高1 国語 要点をつかむ 「動」への変化【授業案】桐蔭学園高等学校 菱山 隆晶

高1 国語 要点をつかむ 「動」への変化【授業案】桐蔭学園高等学校 菱山 隆晶


基本情報
学年 / 教科高1/国語
単元「動」への変化
指導要領要点をつかむ
教科書会社現代の国語 大修館書店
授業者菱山 隆晶(桐蔭学園高等学校)

単元全体


解説動画


作成者からのアピールポイント
国公立大学の二次の記述問題、慶応義塾大学の小論対策、また丁寧に文章を読み要旨把握をさせるうえでも「段落ごとの要約→縮約→要約(要旨)」という流れは必要なのではないかと思います。シンキングツールは文章の流れに従って内容確認ができるよう工夫しました。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】段落ごとの要約
段落ごとの要約
ペアワークであらかじめ、何段落を要約するのかをこちらで指定。
各段落の要約の進め方として、
①50字以内。適宜、句読点をつけ、字数として扱う。
②「AはBである。」という言い切り型の一文で簡潔にまとめる。
範読。範読を聞きながら、段落ごとに番号をふり、担当する段落を確認する。
読み終えたら、ペアワークで担当段落の要約を開始。完成したら提出箱に提出。
全段落そろったら共有ノートに移し、全員で点検。不備があるものは訂正を加えさせる。
各段落の検討終了後、一枚のカードにまとめて全員に配布。


【展開2】縮約作業
縮約作業
段落ごとの要約を400字以内でまとめる。
進め方として、
①出てきた言葉をできるだけその文章の順番通りに使用。
②400字詰めの、一つの文章としてまとまって読めるものを作る。
③自分で再構成して3~4の段落になるようまとめてみる。
完成後、指定の提出箱に提出。提出したものを全員で評価。
提出したもの全てを全員に送り、次の200字要約しやすいものを選ぶ。未提出のペアは完成したものを使ってもよい。


【展開3】要約の前にシンキングツールで内容を確認
200字要約の前に異なる角度から内容考察
200字要約させる前にシンキングツールで内容を考察、200字要約に備えさせる。


【展開4】200字要約
200字以内の要約作業
400字以内の縮約、シンキングツールでまとめたことをふまえ、200字以内のグループごとに要約作業をさせる。
進め方として、
①本文のタイトル以外の「テーマ」を付ける。
②「テーマ」についての筆者の「意見」をはっきり書く。
③「意見」の「論拠」も書く。
の三点を必ず盛り込み、段落や冒頭を一字空ける等は不要。
完成後、グループごとに提出。提出したものを全て全員に送る。アンケートカードを使い、ペア、個人問わず、優れたものを2つ選び、優秀作を決める。



【展開5】内容確認
教科書の脚注の問題、巻末の問題を解かせる
最後に内容理解のために上記の問題を解かせてみる。


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