高2 総合的な探究の時間 課題探究 SDGs課題探究「ソーシャル・チェンジ」【実践事例】 (沖縄県立読谷高等学校)

高2 総合的な探究の時間 課題探究 SDGs課題探究「ソーシャル・チェンジ」【実践事例】 (沖縄県立読谷高等学校)


基本情報
授業担当者2学年担任
ICT環境1人1台 個人スマートフォン・タブレット
学年 / 教科2学年/総合的な探究の時間
単元課題探究
hr
〈実践の概要〉
令和2年度の8月から1月の総合的な探究の時間で、生徒4名の1チームごとに興味を持ったSDGs目標を決め、課題探究活動を行なった。教材は教育と探求社「SOCIAL CHANGE」を用い、困っている人とその人たちを笑顔にする方法について探究活動を行なった。資料配信や発表会のスライド作成でロイロノートを活用した。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
資料を印刷する手間が省け、かつ、カラーのまま配布することができた。
発表用スライド作成で、それぞれ分担してスライド作成したものを簡単に集約することができた。
完成したスライドを事前に提出箱へ提出してもらうことで、発表会の運営をスムーズに行うことができた。

〈実践の目標〉
SDGsと自己探究の関わりについて考える
イノベーション力を身につける
心を揺さぶるプレゼンテーションを行う

〈授業写真〉
hr
〈場面1〉SDGsの17の目標を知る
SDGsの17目標について、興味ある目標、将来進学したい分野の目標、仕事として関わりたい目標など、さまざまな視点を持って調べていき、今回探究したい目標及びターゲットを1つ決定する。

〈場面2〉困っている人を思う
チームで話し合いながら困っている人を設定する。身近な友だちや家族から、地域、日本、世界とレベルを問わず、どの人を真剣に救いたいかを決めていく。各自付箋紙で自分の思いを書き、全員の意見が出たところで話し合いにより決定する。

〈場面3〉困っている人を助ける
困っている人を笑顔にする方法を考える。新しい発想を求めるが、決して非現実的なアイデアではないところで考察してもらう。0からの発想ではなく、異分野の既存のアイデアを結びつけることでイノベーションが生まれることに気づかせる。そのため、先人の成功例等を紹介して見聞を広げる。

〈場面4〉企画を共有する
自分たちで作成した企画内容が固定される前に、一度他のチームに簡単にプレゼンテーションして意見をもらう。自分たちでは気づかなかった部分を改善し、より良い企画にしていく。コミュニケーション力と意見を聞き入れる柔軟性・素直さを必要とする。

〈場面5〉プレゼンテーションをつくる
自分たちの企画をプレゼンテーションするため、チームでスライドを作成する。スライド作成はロイロノートを用いた。それぞれ、目標や方法、考察など担当するスライドを個人のスマートフォンで作成し、完成したスライドをリーダーに送りスライド全体を完成させる。また、動画や音楽の貼り付け等も行い、心が揺さぶられるプレゼンテーションを目指した。

〈場面6〉プレゼンテーションを行う
まずはHR内でプレゼンテーション発表を行う。担任のiPadとプロジェクターを接続してスライドを投影した。完成したスライドは事前にロイロノートの提出箱に提出してもらい、生徒は担任のiPad内のロイロノートを操作して発表してもらった。接続機器の切り替えがないためトラブルもなく、非常にスムーズに発表会が行われた。

〈授業写真〉
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