小6 国語 ロイロノートの付箋機能を活用した、児童間の情報共有とグルーピング実践【実践事例】(富士市立元吉原小学校)

小6 国語 ロイロノートの付箋機能を活用した、児童間の情報共有とグルーピング実践【実践事例】(富士市立元吉原小学校)


基本情報
授業担当者田口 悟史
ICT環境1人1台タブレット
学年 / 教科小学校6年 / 国語
単元「うれしさ」って何? 哲学対話をしよう
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〈実践の概要〉
個々の児童が経験したり感じたりした「うれしさ」の具体例をワークシートに書き込み、ロイロノートの写真機能を活用してシートにする。そのシートをグループ間で共有し、話し合い活動を通して、「うれしさ」の分類を進めていく。その後、「うれしい」の種類ごとに分類されたシートをつなぎ合わせてラベリングをし、グループごとの発表をして、自分たちのグループとの共通点や相違点を共有し、「うれしい」にもいろいろな種類や分類の仕方があることに気付いていく。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
手書きのワークシートを写真にとることで、簡単に付箋にすることができる。
児童間ですぐに共有でき、お互いの意見を素早く確認したり、つなげたりすることができる。
分類ごとにつなげて、ラベリングすることで、話し合いをしていく過程で、発表用の資料を作成することができる。

〈実践の目標〉
「うれしさ」の感じ方や捉え方が、人によって違うことに気付く。
ロイロノートを活用することで、自分の意見と友達の意見を比較しながら聞き、説明することができる。
さまざまな「うれしさ」について話し合うことで、それぞれの「うれしさ」共通点や相違点に気付き、分類してまとめることができる。

〈授業写真〉


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〈場面1〉「うれしい」時は、どんなときか考え、自分の経験を振り返る
教師が「どんな時に、うれしいと感じるか?」を問いかけ、今まで自分が経験した「うれしいさ」を発表した。その後、自分が「うれしい」と感じた時を、具体的にメモ用紙(ワークシート)に書き留めていった。①どんなことがあったか、②その時、自分はどんな気持ちになってうれしかったのか、を具体的に、書くように指導する。一人5枚程度を目安にメモ用紙を製作するように言葉かけをした。

〈場面2〉付箋を作り、グループで共有しながら、自分の「うれしい」を説明する
自分が書いたメモ用紙を、タブレットのカメラ機能で撮影し、付箋にした。その後、4人組のグループを作り、付箋をグループの児童間で送り合い、それぞれの「うれしい」を確認しながら、グループ内で説明をした。その際、グループの友達からも質問を受けたり、メモには書ききれなかったことを補足したりしながら伝えた。

〈場面3〉グループで話し合い、「うれしい」の分類をして、ラベリングする
グループ内にでた20枚程度の「うれしい」付箋を、話し合いながら同じ種類ごとに分類していった。分類が進んで来たら、教師が、分類ごとに付箋をつないで、先頭に題名シートを作ってつなげ、まとめていくように言葉掛けをした。題名シートは「どきどき」や「ほっこり」などの擬態語や、「気持ちがたかぶって爆発しそうなうれしさ」などの説明的なものでよいことを伝え、自分たちのグループみんなが納得できる言葉にするようにした。

〈場面4〉グループごとにまとめたうれしさを、クラス全体で共有し、グループごとの発表をする
グループごとに分類した「うれしい」のシートを、教師が一度集約し、一人一人のロイロノートに配付した。そのシートを個々で確認しながら、分類した理由や種類についてのグループ発表を聞き、質問したり、補足の説明をしたりした。その過程で、グループへ質問したり、さらに詳しい説明を求めたりしながら、そのグループが「うれしい」をどのように分類していったのかの理解を深めていった。

〈場面5〉自分たちのグループと、他のグループの「うれしい」の捉え方の違いを見つけ、多様な捉え方を知る
グループ発表を聞いて、感じたことや気づいたことなどをまとめ、自分や自分のグループとの「うれしい」の捉え方や分類の仕方の違いなどに気付いた。その中で、同じ出来事や似たような現象でも、人によって「うれしい」感じ方が違ったり、うれしさの度合いも異なったりすることを実感し、様々な考え方や捉え方があり、そのどれもが価値のあることであることを学ぶことができた。

〈授業写真〉