高校 国語 図録ノートの工夫を考える 『おくのほそ道』「平泉」【授業案】岐阜県立中津高等学校定時制 垂見 紘汰

高校 国語 図録ノートの工夫を考える 『おくのほそ道』「平泉」【授業案】岐阜県立中津高等学校定時制 垂見 紘汰

基本情報
学年 / 教科:高校 国語
単元:『おくのほそ道』「平泉」
指導要領:エ 伝統的な言語文化についての課題を設定し、様々な資料を読んで探究して、

我が国の伝統と文化について理解を深めること。
教科書:高等学校 標準古典A 物語選 改訂版
授業者:垂見 紘汰(岐阜県立中津高等学校定時制)

単元の一部

解説動画


作成者からのアピールポイント
本校の生徒は、自分の意見を表現するのが非常に苦手です。この授業では、シンキングツールを使って思考を整理したり、クラスメイトの作文を読んだりすることで、クラス全員が作文できました。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】説明
学習の説明をします。

【展開2】特徴を見つける
・それぞれの図録の特徴を見つけさせます。
・ベン図を使って、共通点と相違点を整理させます。

【展開3】工夫を考える
・相違点から工夫を考えさせます。工夫は、おもしろさやデザイン性だけでなく、書き手が読者に『おくのほそ道』の何を理解させようとしているのかという点も考えさせます。
・キャンディーチャートを使って、工夫を整理させます。キャンディーチャートは、左から相違点(片方にだけある特徴)、メリット(なぜこうしたか)、工夫と書かせることにしました。

【展開4】まとめ
・子ども図録ノートの工夫をまとめさせます。三段階で評価します。C:工夫が一つも書けていない。B:見やすさや面白さについての工夫がまとめられている。A:書き手が子どもに『おくのほそ道』の何を強調して伝えようとしているのかについてまでまとめられている。
・まとめが書けた生徒から、提出箱にまとめを入れていきます。
・生徒はクラスメイトのまとめを読んで、自分のまとめを改善します。

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