高1 総合的な学習の時間 / 探究 「問い」づくりワークショップ【授業案】福島県立ふたば未来学園中学校・高校 鈴木貴人

高1 総合的な学習の時間 / 探究 「問い」づくりワークショップ【授業案】福島県立ふたば未来学園中学校・高校 鈴木貴人

基本情報
学年 / 教科:高1 総合的な学習の時間 / 探究
単元:ーーーー
指導要領:ーーーー
教科書:ーーーー
授業者:鈴木貴人(福島県立ふたば未来学園中学校・高校)

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
はじめて授業案を作成しました。これまで付箋紙やワークシートを用いながら、同様の授業を行ってきたのですが、ロイロノートを活用することで様々な過程が簡便に行えるだけでなく、学習者も自分の思考を整理しながら構造的に問い立てができると感じました。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】input学習の整理
(前時までに地域課題を把握するためのフィールドワークを行っている想定。)
前時に行ったフィールドワークで明らかになった情報をシンキングツール(ベン図)を用いながら整理することで、体系的に対象地域についての情報(地域の強み・弱み)をブレストし、整理する。
簡易的なSWOT分析を行うことで、子どもたち自身で情報の価値づけしながら整理する。

【展開2】分析
「展開1」においてまとめた要素について、シンキングツール(座標軸)を利用して、価値づけし、自分が何に興味を持ち、探究していきたいのかを明らかにする。
「興味」(知りたい)と「未知」(知らない)がクロスする第4象限についての要素を軸に「問い」を立て、仮説を設定する。
その後、シンキングツールをピラミッドチャートに切り替え、要素から「問い」を生成し、それに基づく仮説を立てる。


【展開3】「問い」と仮説の吟味
1. 各生徒で立てた「問い」と仮説について、5〜6人のグループの内部で発表する。
※ まだ完成していない生徒は、その時点までの考えの変遷や何に困っているのかを率直に話す。
2. 「問い」についての発表に対して、参加者も「問い」をベースにしてリアクションする。
例.「どうして、そうした仮説に至ったのですか?」
「どのような要因が「問い」で挙げられた課題に関連していると思いますか?」
3. 左下の感想記入シートを資料箱に予め準備し、発表者それぞれへのフィードバックを行う。

【展開4】活動の振り返り
1. 「展開3」グループでの共有を経て、加わったアドバイスや知見に基づいて、自分自身の「問い」と仮説について、再考する。
2. グループメンバーが書いてくれた感想記入シートを画面上に展開し、あらためて必要なカードを自分のカードに取り入れる。
3. 「展開1」でまとめた「問い」や仮説に反映する。

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