小2 算数 大きな数のひき算もたし算のようにひっ算でできるのかな? 大きな数のたし算とひき算【授業案】鹿屋市立輝北小学校 福田 魁星
学年 / 教科 | 小2/算数 |
単元 | 大きな数のたし算とひき算 |
指導要領 | A 数と計算(イ) |
教科書会社 | 学校図書 |
授業者 | 福田 魁星(鹿屋市立輝北小学校) |
投稿日 | 2025年7月24日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
日常の授業の中に,ICTをどのように活用することが効果的か考え,本実践に取り組みました。ペアで説明し合う活動などでタブレットを使ったワークシートは効果的でした。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】課題への見通しとして,既習のたし算の筆算の仕方を思い出して、計算の仕方を予想する
前時までのたし算の筆算の仕方を振り返るために,練習問題を解く。
たし算の筆算でどのようなことに注意したのか,大切なことを確認する。(位を揃える,一の位から順番に計算を進める。)
※筆算をする前に,全体で問題場面を想像し,これまでの計算と異なるひき算の場面であること,さらに,何百-何十とおよその数に置き換えて考えさせることで,およその答えの見通しをもたせる。
【展開2】自力(協働)解決として,正しい答えを求めるために,半具体物 (おはじきデータ)を使って考える
ロイロノートで半具体物(おはじき)データが入った「位取り表」とひっ算の仕方を考える際のヒントとして,「おはじきひっ算カード」の2つを配付した。
一の位は問題なく計算できるが,十の位で引こうとしても足りないということを実感させ,次の位から借りてくるのではないかという「くり下がり」の必要性に気づかせる。
【展開3】個別・ペア学習から全体として,筆算の仕方を話型をヒントにして,どのように計算を 進めていくのか考え,説明し合う
展開2で使用した「おはじきひっ算カード」もヒントにして考えさせる。
筆算の仕方を話型にしたワークシートをロイロノートで配付し,どんな計算の手順で進めていくのか考えさせる。
ワークシートを自力で解くことができた児童は,ペアで考え方を共有する。
タブレットを持って,教室中の友達と話型に沿って,説明し合う。
【展開4】適用問題・振り返りとして,くり下がりを含む筆算の問題を考える
百の位は0になったら書かなくてもよいこと,位を揃えること,1くり下げたらその位は1へらすことなど計算の順序とともに,注意することも確認する。
練習問題を個人で行う。
次時への意欲付けとして,練習問題に一の位からひくことができないものを出題し,「どうする?」と投げかけて終わる。