中2 国語 字のない葉書 人間のきずな 【授業案】 岐阜市立藍川北学園 野々村 琢磨
学年 / 教科 | 中2/国語 |
単元 | 人間のきずな |
指導要領 | B 書くこと-ウ C 読むこと-イ |
教科書会社 | 国語2 |
授業者 | 野々村 琢磨(岐阜市立藍川北学園) |
投稿日 | 2025年7月25日 |
単元全体
解説動画
作成者からのアピールポイント
視点を変えて書くためには、父親の人物像を正確につかむ必要がある。どの言葉からどのような人間だとイメージできるのか、また「手紙の中の父」と「日常の父」との共通点や相違点を、シンキングツールを使用して整理させるようにした。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】単元の見通しをもつ
単元の終末で、語り手の視点を向田さんから「父」に置き換えて、随筆を書き換えることをおさえる
どのように書かれていると、人は「おもしろい」と思うのかを考える
【展開2】父親について読み取ろう
(前半 手紙の中の父)
筆まめ
保険会社の支店長
訓戒を添える
威厳と愛情にあふれた
非の打ち所がない
(前半 日常の父)
呼び捨て
暴君
罵声
かんしゃく
大酒を飲む
(後半 娘の疎開の準備)
きちょうめんな筆で自分宛ての宛名
毎日一枚ずつポストに入れなさい
(後半 娘の帰宅)
はだしで表へ飛び出し
声を上げて泣いた
【展開3】リライトする
◆場面を選択し、父の視点でリライトする
①娘の疎開の準備をする場面
②娘が帰宅する場面
※展開2で捉えた「父の人物像」 を基にして書くようにする
【展開4】評価・まとめ
(他者評価)
元のストーリーの展開を変えることなくリライトできているか
父親の人物像に合わせた書きぶりになっているか
(自己評価)
展開2で読み取った人物像に合わせて書くことができたか
人物の心情が、他者に伝わるように書くことができたか
#物語の創作