小学校英語 活用法
小学校の英語授業での、ロイロノートの活用事例をご紹介します。
1. 聞くこと
身近な表現を聞き取る
英語をはじめて学ぶ段階では、自分のことや身の回りのものを表す簡単な語句(色、食べ物、服や持ち物など)を意味がわかるように提示し、ゆっくりはっきりと聞かせることが大切です。ロイロノートのカードに音声を入れることで、児童は自分のペースで繰り返し聞くことができます。
長めの文章を聞き取る活動では、ロイロノートを使って情報を視覚的に整理しながら聞くことで、要点をとらえながら聞く力をを養えます。
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基本的な表現の意味を理解する
自分のことや身の回りのことを表す基本的な表現(例:"What's this?" "It's a pencil case.")を聞いて理解する経験を重ねることで、聞く力を高めます。
ビンゴやクイズ活動で音声付きの絵カードを使うことで、楽しみながら音と意味を効果的につなげることができます。絵カードを印刷したり、児童に切らせたりする時間も省けます。
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文字と音を結びつける
児童が文字の音と形を楽しく自然に結びづけられるようにするためには、身近な英語環境に気づかせ、興味関心を高めることが大切です。学校周辺の写真やスーパーのチラシなどを提示して、アルファベットを探す活動も効果的です。
2. 話すこと(やりとり・発表)
基本的な表現のやり取り
挨拶や感謝、簡単な指示といった基本的な表現に慣れ親しみ、表現の幅を広げていきます。
カードに音声を録音して提出させることで、スピーキングのチェックも気軽に行えます。
自分のこと・身の回りのことについての発表
ロイロノートを使うことで、写真や動画つきの発表資料を簡単に作成できます。発表資料が手軽に作れるため、スピーチやプレゼンテーションの機会も増えます。
動画に音声を録音することもできるため、シャドーイングやアフレコ活動も行えます。
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3. 読むこと
文字や語句に親しみ、音との結びづきに気付く
アルファベットや身近な単語をカードで提示し、音と文字の結びつきを体感的に学べます。
簡単な語句や基本的な表現を読んで、理解する
アルファベットカードを動かして単語を作るゲームなどを通じて、児童は楽しみながら語彙を増やすことができます。共有ノートを使えば、複数の児童で協働的に取り組むこともできます。
テストカードを使うと、自動採点ができる復習クイズを簡単に作ることができます。児童も作成可能なため、児童同士でお互いに問題を出し合って、協働的に学ぶことができます。
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4. 書くこと
慣れ親しんだ語句や表現を使って、自分のことや身の回りのことについて書く
既習の語句を用いて、自分の名前や好きなものについて簡単な文を書きます。
シンキングツールを使うと、児童は自分の考えを可視化・整理できるため、語順が異なる文を組み立てやすくなります。
参考
認定ティーチャーの授業案を検索する
以下のページから全国のロイロ認定ティーチャーの授業案を検索することができます。
授業案で使われているワークシートはそのまま、ご自身のロイロに取り込んで活用することができます。授業実践にご利用ください。
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