高２ 理科 波の干渉条件にたどり着け 波の性質　【授業案】日本大学東北高等学校　芥川　敦

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「物理」は正解が１つであることが多い科目。

新たな発想を生み出すのではなく，仮説と検証を繰り返すことにシンキングツールを活用しました。

干渉を理解するために必要な既習事項を確認し，チャートにしてまとめる。

・波の重ね合わせの原理とはどのような現象か

・位相とは？

・波長と位相の関係について

・波が強め合う点と弱め合う点を確認し，それをつないで干渉縞を作図する。

・干渉縞の様子を水面波による演示実験で確認する。

・作図と観察から気づいたことをチャートにまとめ，整理する。

・ここまでの学習から分かったことをチャートに整理する。

・波が強め合う点，弱め合う点はどのような条件で決まるか予測し，干渉条件の仮説を立てる。

・作図した干渉縞を使って，仮説が正しいかどうかを検証する。（定規を使った簡単な測定で検証が可能）

・検証データをチャートにして整理する。

・他の班のデータでも検証を行う。

・立てた仮説と検証データが一致しなければ，もう一度前の展開の場面に戻って仮説を立て直す。

・仮説が立てられない場合は，さらに前の場面に戻り，チャートを見直す。

・仮説と検証データが一致するまで繰り返す。

・干渉条件をキャンディチャートにまとめる。

・フィッシュボーンチャートを用いて，「理解できたこと」「重要だと思ったこと」「理解が不十分だと思うこと」「既習事項で理解が浅いと気づいたこと」を整理する。

・振り返りの共有

・次の授業の導入（干渉条件が成り立つ理由について）