高2 国語 中島敦「山月記」 小説【授業案】立命館守山中学・高等学校 佐薙 昌大
| 学年 / 教科 | 高2/国語 |
| 単元 | 小説 |
| 指導要領 | 知識及び技能 (3)アイウ、思考・判断・表現 C.読むこと |
| 教科書会社 | 文学国語 |
| 授業者 | 佐薙 昌大(立命館守山中学・高等学校) |
| 投稿日 | 2026年3月31日 |
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作成者からのアピールポイント
読みにくい、難しいと言われがちな中島敦「山月記」の授業を、生徒の理解を優先してリデザインしてみました。たしかに文学テクストを味わうことは大切ですが、優先すべきは生徒の学びと理解です。さて、あなたの授業デザインは必要不可欠なのかこだわりなのか。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】導入:もしも動物になったら?
導入の発問「もしも、ある日突然動物になってしまったらどうする?」
第一場面をStorybookで範読してあらすじと物語の基本事項を把握する
Storybookを配布し、この後李徴がどうして虎になったかをグループで考えてもらう
【展開2】李徴・袁傪の気持ち
第二・三場面をそれぞれ範読する(生徒の認知・習熟度によって原文にするか、上に示した平易な文章にするかを選択する。あくまで目標は生徒の理解しやすさを優先する)
「李徴はなぜ虎になったか」「虎になった李徴はどんな気持ちだったか」「袁傪は李徴の話を聞いてどんな気持ちだったか」の3つの問いを立ててメモをとりながら各段落を読む
個人で考えたことをグループで共有し、グループごとの納得解を導く
グループワークの際、次のようなワークシートを用いて共同編集などを通じて対話と意見形成を図ってもらう
【展開3】人間らしさと善悪
第四場面を範読する(展開2同様に文章は生徒の段階によって選択)
物語を振り返り、発問「李徴が言う人間としての心とはどういうことか」を通して〈人間らしさ〉について李徴→自分の順に考える
また李徴の後悔から「もし李徴が虎になる前に戻れたら」というifの問いをキャンディチャートで考える
また他にいくつかのifの問いを立てることで物語を振り返って思考する力を養う
【展開4】李徴への手紙(表現活動)
「山月記」を通して考えたことを振り返り「李徴へ宛てた手紙」としてアウトプットしてもらう
併せて生徒個人の学びや気付きの振り返りも行なってもらう