高2 世界史 ルネサンス 世界史Aでのプレゼン資料作りによる内容理解【実践事例】(香川県立高瀬高等学校)

高2 世界史 ルネサンス 世界史Aでのプレゼン資料作りによる内容理解【実践事例】(香川県立高瀬高等学校)


基本情報
授業担当者宮武 隆志
ICT環境共有タブレット
学年 / 教科2年/地理歴史科(世界史A)
単元ルネサンス
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〈実践の概要〉
ルネサンス時代を概観し、どの作品が最もルネサンスを表しているかを考えながら作品を選定する。選んだ作品についての説明の準備、および議論しながらどの点がもっともルネサンス的かをプレゼンする。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
カード記述の自由度が高く、直感的に操作できる。
写真やwebとの親和性が高く資料を用いたプレゼンテーションがやりやすい。
写真に書き込みが簡易にでき、説明するときにポイントを説明しやすい。

〈実践の目標〉
作品の選定について、自分の意見を伝えながら議論し作品を選ぶことができる。
資料集の写真やwebで作品や内容について吟味し、わかりやすい資料を作成できる。
グループで、分担しながら作品の内容とルネサンス的な部分について、わかりやすく説明ができる。


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〈場面1〉作品の選定
ルネサンス的という言葉に戸惑う様子も見られたが、時代背景を伝えながらルネサンスの意味を考えさせた。主に資料集から、作品をカメラで写しカードにしていくグループが多かったが、中にはwebサイトから作品をとったり、教科書や資料集以上の情報を探したりして、作品を選定する様子が見られた。

〈場面2〉資料作り
特にカードにまとめていく際に、矢印や〇印を赤などのわかりやすい色で書き込み、見やすさにこだわりながら資料をまとめていた。また説明文では多くのグループでは文字の羅列で、一見わかりにくいものも見られたが、一部のグループでは箇条書きやアンダーラインを使うなど見るものを意識したまとめができていた。

〈場面3〉プレゼンテーション
教師からの説明が中心となる授業が多かったため、プレゼンに慣れていない生徒が多かった。図の見せ方に工夫が見られたグループや、自分でネット等を使って調べた内容からルネサンス的であるということを説明したグループは見ている者からの評価が高かった。

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