高2 社会/地歴公民 青年とはどんな存在なのだろうか? 社会を作る私たち【授業案】東京都立忍岡高等学校 鈴木 玄洋

高2 社会/地歴公民 青年とはどんな存在なのだろうか? 社会を作る私たち【授業案】東京都立忍岡高等学校 鈴木 玄洋


基本情報
学年 / 教科高2/社会/地歴公民
単元社会を作る私たち
指導要領A 公共の扉 ⑴公共的な空間を作る私たち
教科書会社桐山孝信ほか9名『公共』実教出版、2022年
授業者鈴木 玄洋(東京都立忍岡高等学校)
投稿日2025年4月30日

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
ショート・プレゼンする機会を設けて、生徒たちが他者へのアウトプットを意識して学習課題に取り組む態度を育てようとしています。また、既習内容の定着を確かめるためにイラスト展を開催し、相互鑑賞によるパフォーマンス課題を導入しています。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】おとな経験の想起とその共有
今までの生活体験をふり返り、自らがイメージする“おとな像”に近づいた体験としてどのようなものがあるか考える。
また、その体験によって何を学び得たのかも記録して提出し、クラスメイトたちと共有する。


【展開2】青年期が誕生した背景
人生100年時代と言われる中、青年期は人生においてどのような時期として位置付けられているのか考察する。
青年期は、市民革命による身分制の崩壊によって職業選択が自由になり、将来に向けた準備期間として生まれたことを理解する。また、産業革命によって就業する際に求められる知識・技術が高度化し、それを身につけるためにも、準備期間である青年期は必要になったことを理解する。


【展開3】青年期に関する学習課題
4人1グループになって、一人ひとつ学習課題を担当して取り組む。
取り組む時間の目安は10分間。その間は教室内の立ち歩きはO.K。他のグループメンバーとも協力して取り組んで良い。
グループメンバーへ調べた内容を効果的に伝えるために、シンキング・ツールを使う。
時間になったら、⑴課題①担当者は1分間で課題に対する自分の考えを伝える。⑵その後、授業者からワンポイント・レクチャーを聞き、次の課題②担当者の番へ移る。この⑴&⑵のサイクルを最後の課題まで繰り返す。


【展開4】青年期イラスト展の鑑賞会
風刺画の中に描かれている人物たちは、それぞれどのような様子を表しているのか、グループで予想し、考えを共有する。
この子どもが青年になると、どのようなイラストに変化しているのか描き、提出する。
提出する際は、どのような様子を表しているのか説明するとともに、タイトルを添える。
作品が集まったらクラスで鑑賞教室を開き、お気に入りの作品にコメントを添えてフィードバックし合う。


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