高2 コーパス1800を利用した英語スキット動画作成【実践事例】(鹿児島情報高等学校)

高2 コーパス1800を利用した英語スキット動画作成【実践事例】(鹿児島情報高等学校)


基本情報
授業担当者千竈みき
ICT環境スマホまたはタブレット
学年 / 教科高校2年生/英語
単元Communication English Ⅱ
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〈実践の概要〉
情報システム科2年(2-7,8)の授業では、英語の読み書きといった従来の活動だけではなく、ロイロノートを使用し、主体的に授業に取り組めるよう授業を構成している。現在は英語で話すことに対する苦手意識をなくすため、プレゼンテーションやスピーキング活動などを中心に行っている。今回は単語帳「コーパス1800」の中から例文をピックアップして、スキットを作成した。

〈ロイロノート・スクール導入の効果・メリット〉
毎授業、生徒それぞれの学習進度を確認できる。
他のアプリケーションと連携が簡単で、プレゼンテーションなどの発表スタイルが多様化する。
主体的に授業に参加でき、振り返りも簡単に出来る。

〈実践の目標〉
単語をただ覚えるだけでなく、チャンクや例文を通して英語での表現を使えるようになる。
協働して1つの作品を作り上げる。

〈授業写真〉

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〈場面1〉コーパス1800から例文を選定する
ペア、またはグループを作り、スキットの構成について考える。スキット内容は自由だが、表現や単語は単語帳コーパス1800から抜粋する。

〈場面2〉ロイロノートで英文の添削を受ける
スキットに使用する英文をセリフ毎にまとめ、提出させた。ストーリーの構成上、単語帳から抜粋した例文だけではスキットを作れない場合もあり、確認のため英文添削を行った。

〈場面3〉スキットの絵コンテを提出、撮影前の準備
授業中に撮影・編集を行うため、事前に撮影場所や撮影イメージなどを提出させた。口頭だと伝わりにくい撮影イメージも、ロイロ上で絵や画像を使って表現することで、スキットのイメージを把握することが出来る。

〈場面4〉スキット撮影・編集
準備した小道具を使い、スキットを撮影・編集。撮影や編集した動画は毎授業提出させ、進行状況を確認した。

〈場面5〉学科で発表会
完成したスキット動画をマルチメディアホールにて放映、鑑賞会を行った。鑑賞会では、評価シートを配布し、スキットの出来栄えや編集技術等を評価させた。コンピュータの知識と技術習得を主とするシステム科だけあって、動画編集の技術は素晴らしく、満足のいく結果となった。

〈場面6〉ロイロノートのアンケート機能を使っての評価
授業終了後、ロイロのアンケート機能を活用し①ベストスキット賞②ユーモア賞への投票と、③授業感想を提出させた。以前だと紙媒体でアンケートを実施していたが、ロイロだと簡単にアンケートが取れ、結果の共有もすぐに行うことが出来る。

〈授業写真〉
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